藤枝市議会 > 1988-06-28 >
昭和63年 6月定例会−06月28日-02号

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  1. 藤枝市議会 1988-06-28
    昭和63年 6月定例会−06月28日-02号


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    最終取得日: 2021-05-10
    昭和63年 6月定例会−06月28日-02号昭和63年 6月定例会           藤枝市議会6月定例会会議録(第2日目)                昭和63年6月28日 〇議事日程    昭和63年6月28日(火曜日) ・開議 ・諸般の報告   (1) 一般質問の通告受理について 日程第1 第32号議案 専決処分の承認を求めることについて             (藤枝市税条例の一部を改正する条例)      第33号議案 専決処分の承認を求めることについて             (藤枝市都市計画税条例の一部を改正する条例)          以上2件一括上程(質疑後、総務委員会へ付託) 日程第2 第34号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について      第35号議案 藤枝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について          以上2件一括上程(質疑後、総務委員会へ付託)
    日程第3 第36号議案 藤枝市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について          以上1件上程(質疑後、民生保健委員会へ付託) 日程第4 第37号議案 藤枝市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について          以上1件上程(質疑後、民生保健委員会へ付託) 日程第5 第38号議案 建設工事委託契約の締結について             (志太広域都市計画下水道事業藤枝浄化センター建設工事)      第39号議案 建設工事請負契約の締結について             (五十海汚水中継ポンプ場土木建築工事)          以上2件一括上程(質疑後、文教水道委員会へ付託) 日程第6 第40号議案 農作物共済の無事戻しについて      第41号議案 農業共済事業基金特別積立金の取崩しについて          以上2件一括上程(質疑後、経済建設委員会へ付託) 日程第7 第42号議案 市道路線の廃止について      第43号議案 市道路線の認定について          以上2件一括上程(質疑後、経済建設委員会へ付託) 日程第8 一般質問   1.  7番  八 木 正 三 君     (1) 瀬戸川右岸の改修について     (2) 街路事業について   2. 13番  小柳津 治 男 君     (1) 教育問題について     (2) 蓮華寺池公園について   3. 25番  山 田 敏 江 君     (1) ごみ収集業務の改善について     (2) 非核平和都市にふさわしい施策を   4.  5番  小 沢 佐 敏 君     (1) 志太病院の今後について     (2) 第3次総合計画について 〇本日の会議に付した事件   議事日程と同じ 〇 出席議員(30名)    1番 田 沢 錠 一 君      2番 山 本 登志夫 君    3番 秋 山 録 治 君      4番 大 井 市 郎 君    5番 小 沢 佐 敏 君      6番 三ヶ尻   進 君    7番 八 木 正 三 君      8番 藁 科   勲 君    9番 山 下 末 治 君     10番 桜 井 喜代司 君   11番 福 田 喜 治 君     12番 岡 谷 恵 夫 君   13番 小柳津 治 男 君     14番 後 藤   彰 君   15番 仲 田   弘 君     16番 村 松 俊 郎 君   17番 岸   快 充 君     18番 牧 田 五 郎 君   19番 小 松 義 雄 君     20番 渡 辺 馨 一 君   21番 青 島 謙 一 君     22番 小 山 儀 助 君   23番 西 郷 芳 晃 君     24番 杉 本   顕 君   25番 山 田 敏 江 君     26番 杉 森 十志雄 君   27番 浅 羽 広 吉 君     28番 徳 浪 栄 一 君   29番 田 中 信 治 君     30番 長 田 正 巳 君 〇 欠席議員( 0名) 〇 欠  員( 0名) 〇 説明のため出席した者      市長               飯  塚  正  二  君      助役               山  口  國  雄  君      収入役              松  嵜  四 芽 雄  君      教育長              曽  根  雄  一  君      病院長              甲  田  安 二 郎  君      総務部長             朝 比 奈  陸  夫  君      財政部長             下  田  純  生  君      市民部長             青  島  友  吉  君      福祉部長             種  本     健  君      経済部長             後  藤  昭  三  君      建設部長             笹  野  正  吾  君      上下水道部長           塚  本  司  雄  君      教育次長             増  井  恵  二  君      病院事務部長           岡  野  敏  雄  君      消防長心得            内  藤  善  衛  君      監査委員             森     錠  三  君 〇 出席した事務局職員      局長               三  宅     博      庶務課長兼庶務係長        中  村     博      議事係長             萩  原  喜 久 雄      主任主査             梅  原  正  芳(録音担当)      主任主査             伊  井  佳  章(  〃  )      主査               鈴  木  宏  美(  〃  )                         午前9時03分開議 ○議長(青島謙一君) これより本日の会議を開きます。 ○議長(青島謙一君) この際、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(三宅博君) 御報告いたします。  本定例会へ、八木正三君外9名からそれぞれ提出されました一般質問の通告を受理いたしました。  以上でございます。 ○議長(青島謙一君) 日程第1、第32号議案及び第33号議案、以上2件を一括議題といたします。 ○議長(青島謙一君) これより質疑に入ります。  通告がありますので、発言を許します。27番 浅羽広吉君。           (登        壇)
    ◆27番(浅羽広吉君) 第32号議案について、5点ほど伺いたいと思います。  附則第12条の改正は、宅地等に係る固定資産税の特例、負担調整率でございますが、これを今後3年間延長すること及び、そのうちの上昇率の区分に1.15倍以下のものを新たに設けて、今までの5つの区分から6つの区分にふやしたものであります。これはことしの固定資産評価替えに対応するものであります。  そこで、これに関連して伺いたいと思いますが、第1点は、今回の評価替えによる宅地の全体としての平均上昇率は3月議会で伺っておりますので、宅地の種類区分ごと平均上昇率を、高度商業地区普通商業地区併用住宅地区普通住宅地区工業地区村落地区の別に伺いたいと思います。  第2点は、固定資産税の土地分についての調定額でございますが、これは62年度の確定額と、63年度の現在額とをそれぞれ比較したいということもありますので、総額を伺っておきます。  第3点は、附則第16条の2のたばこ消費税特例措置の延長についてであります。この特例措置は、いわゆる補助金カットによる地方財政の減収を穴埋めするために、当初1年限りの約束で始められたものであります。従量割の税率を、たばこ1本につき、国と地方合わせて90銭、そのうちの市の分は29銭でございますが、引き上げて、市民に負担を転嫁しているのであります。その後、その約束に反して、これで2年連続して延長するものであります。ここで伺いますのは、この特例措置の延長による税収増は、62年度の場合でどれほどであったか伺いたいと思います。  第4点、附則第17条の2の改正は、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例に関するものであります。この課税の特例の適用件数は、昭和61年度、62年度でそれぞれどれほどでございますか。今回の改正は、特別控除後の譲渡益が4,000万円を超す部分の税率を5%から4%に、1%軽減するものでありますが、この改正による減税額がどれほどと推定されますか伺います。  5点目に、附則第17条の3の新設は居住用財産の買換え、交換の特例を、所有期間10年を超える居住用家屋及びその敷地で、父母または祖父母からの相続または遺贈により取得したもののうち、30年以上の期間にわたってその者の居住の用に供していた物を譲渡した場合を除き、原則として廃止したことによるものであります。この改正によってどれほどの税収が見込めるかは、なかなかつかみにくいと思いますので、この居住用財産の買換え、交換の適用件数が61年度、62年度にどれほどございましたか、伺っておきたいと思います。  次に、第33号議案について質疑いたします。これは1件だけですが、これも負担調整の関係を行うわけでございますが、関連いたしまして、昭和63年度と62年度のそれぞれの都市計画税の土地についての調定額の比較を見たいというふうに思いますので、それぞれの調定額を伺います。  以上、お願いいたします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。財政部長。           (登        壇) ◎財政部長下田純生君) お答え申し上げます。  第1点目の負担調整率に関係いたします評価替えによる宅地の平均上昇率でございますが、今回の評価替えによる宅地の平均上昇率につきましては、63年度評価替えにあたりまして、用途区分等について全体的な見直しを行ったというようなことがございまして、従来の高度商業地区、あるいは普通商業地区といった区分につきましては、商業地区普通商業地区に一本で分類をいたしましたので、この点は御理解をいただきたいと思います。  普通商業地区の上昇率は1.04でございます。併用住宅地区につきましては1.14、普通住宅地区が1.09、それから工業地区が1.08、村落地区が1.11と、こういう数字になっております。  次に、土地の分にかかわります調定額について申し上げます。62年度の最終調定額は、現年度課税分といたしまして14億5,429万3,000円でございます。63年度の当初調定額は15億4,006万5,000円でございます。  それから、3点目の、たばこ消費税特例措置の延長による増収額でございますが、62年度の場合は、増収額といたしまして約3,120万円ということでございます。  それから、4点目の優良住宅地の造成等のための土地等の譲渡、長期譲渡の場合の適用件数でございますが、61年度並びに62年度における該当件数につきましては、藤枝税務署管内ということで申し上げますが、61年度が2件でございます。62年度はございません。  それから、5点目の居住用資産の買換えの適用件数でございますが、61年度が12件、62年度も同じく12件でございます。  それから、もう1点につきましては、都市計画税の調定額について申し上げますが、62年度の最終調定額は3億4,645万7,000円でございます。63年度の当初調定は3億6,689万4,000円ということになっております。  以上で御答弁とさせていただきます。 ○議長(青島謙一君) 浅羽広吉君、よろしゅうございますか。27番。 ◆27番(浅羽広吉君) 32号議案につきましてはわかりました。  ちょっとその点で1つだけ伺いたいと思いますが、村落住宅地区から併用住宅地区が全体からしますと上昇率が高いというふうに見受けられるわけですが、これは今までの、この間の全体の売買等による実際の土地の価格の上昇が高かったというふうなことをあらわしているかとは思うんですけども、そんなふうに理解してよろしいかどうかだけ伺っておきたいと思います。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。財政部長。           (登        壇) ◎財政部長下田純生君) お答え申し上げます。  上昇率の中で、村落地区等の上昇率が比較的高いというようなことでございますが、冒頭申し上げましたように、63年度の評価替えに当たりましては、61年から62年へかけて全体的な見直しを行ってきたということも1点ございますし、それから、お話がございましたように、平均して村落地区の価格については額が低いわけでございまして、例えば500円のところが600円になりますと、20%のアップということになりますが、商業地区等につきましては、1万円のところが1,000円上がって1万1,000円になっても10%というような、パーセントだけでは一律に言えない面もございます。そういう点を御理解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(青島謙一君) 浅羽広吉君、よろしゅうございますか。 ◆27番(浅羽広吉君) はい、わかりました。 ○議長(青島謙一君) 以上で本案2件の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第32号議案及び第33号議案、以上2件は総務委員会に付託いたします。 ○議長(青島謙一君) 日程第2、第34号議案及び第35号議案、以上2件を一括議題といたします。 ○議長(青島謙一君) これより質疑に入ります。  通告がありますので、発言を許します。26番 杉森十志雄君。           (登        壇) ◆26番(杉森十志雄君) 34号について、最初に2点伺っておきたいと思うわけです。  まず第1点は、他の年金との併給に当たっての支給率の調整で、改正ということで提案されているわけですが、全体的には1%ないし3%の支給率が下がっていると思います。中には5%、7%下がっているところもあるわけで、どうしてこうなるのか、問題はなかったのか、まず第1点伺っておきたいと思います。  それから第2点は、こういう支給率が下がることから、改正ではなく、基本的には改悪と考えられるわけですが、現在より前進する部分、改善される部分はいいわけですが、そうでない部分は本来据え置くというような措置はできないのか、伺っておきたいというふうに思うわけです。それが34号の問題です。  35号について2点、これも伺っておきます。  内容的には同じような性格で提案されてるものでありますが、こうした点で現在支給の該当者は消防団の場合あるのかどうか。  第2に、全体的には同じように支給率がやはり1%から3%下がってるわけで、これも改正ではなく、基本的には改悪だと思うわけです。そうした点で問題と考えますが、どうか、伺っておきます。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。総務部長。           (登        壇) ◎総務部長朝比奈陸夫君) 34号、35号、実は内容的には同じでございますので、私の方から答弁させていただきます。今回の調整率の改正は、同一の事由により、他の法令による年金たる給付とが併給して支給される場合の算定の率が、一部を除いて大部分が減少したのでございますが、これは障害補償年金傷病補償年金遺族補償年金の支給額が減少して減らしたということではございません。この年金の額は補償をされてるということでございます。ただし、他の法令による年金額が相当額支給されていた場合には、最低限度額が従来の率より減額されましたので、両方の年金額を合計いたしますと、減る場合がございます。しかし、これは個々のケースによって異なってまいりますので、減る方と減らない、変わりないという方があるわけでございます。こういったようなことで、まあ多少不均衡が、実際的には今までも生じてきているということで改正をするものであるわけでございます。  それから、2点目の据え置くことはできないかという質疑ですが、この制度は議会の議員の皆さんの関係だけでなくして、35号にも提案しておりますように、消防団関係も同じでございます。また、地方公務員国家公務員、それからまた労災の対象となっている民間関係の人々もすべてこの率でやられているということでございます。それからまた一方、地方公務員災害補償法の第69条には、非常勤の地方公務員、これはまあ議会の議員でございますが、補償制度を条例で定める場合には、この法律及び労働災害補償保険法で定める補償の制度と均衡を失したものであってはならないというふうになっておりますので、今回、これにならって改正をいたしたものでございますので、御理解をいただきたいと思います。  それから、35号関係でございますが、現在、消防団関係においては支給者の該当はございません。また、率の問題は、34号と同じ考えでございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 ○議長(青島謙一君) 杉森十志雄君、よろしゅうございますか。26番。 ◆26番(杉森十志雄君) そうしますと、今の部長の説明ですとね、他の年金と併給の関係の支給率の調整ですので、総体的にはそんなに問題はないんだというような最初の基本点の説明があるわけですけど、具体的にはどういう形になるか、ちょっと事例的にひとつお願いしたいということと、それから、しかしそうは言っても、支給率がやはり下がっていくということで、個々のケースによっては、これは下がるということがあり得るんだということになるわけですね。ですから、そういう意味で、こういうことの改正ですけど、やはり問題がないのか。これは提案理由のときの説明にも、県等の指導の調整も受けてというような説明があったわけで、法令そのものをそのまま準則したじゃなくて、県下的な調整というものもあるやに、ちょっと提案理由なり議案説明のとき説明がありましたのでね、そういうことであるならば、部分的であっても、この辺はやはり問題が残るとこですので、本来据え置くとか、そういう措置が必要だと思うんですが、この点で再度伺っておきたいというように思います。  それと、この条例改正は、今議会でほとんどの他市町も同じように提案されて、やられているのか。その点もちょっと伺っておきます。よろしくお願いします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。総務部長。           (登        壇) ◎総務部長朝比奈陸夫君) 具体的な内容でございますが、具体的といいましても、なかなかこれケースによっていろいろございますので、難しいわけでございますが、実際の支給の場合には、まず対象になりました方の補償の基礎額というのを出すわけです。その基礎額によりまして、この障害の程度によって金額が個々違ってくるわけですが、その障害の内容によっていろいろ計算式がございまして、障害補償年金という基本額を一応出すわけでございます。これに対して、併給をしている場合には、条例の率によって調整率を掛けるという数字が出てるわけですが、ほかに例えば、国民年金障害基礎年金をもらっている方がありますと、当初の障害補償年金の基本額から、その国民年金障害補償年金の併給をしているのを引いた金額を一応出してみると。それから、もう一方では、障害補償年金の基礎額に調整率を掛けた金額を一応出すと。そのうちで、いずれか高い方を取るというのが今までの条例の内容でありまして、今回その調整率が変わってきたということです。だから、例えば併給を受けているのが国民年金障害年金とかというような場合、併給の金額が少ない方については、当然、調整率の方よりかは問題ございませんので、ほとんど変わりないわけですが、いわゆる併給がたくさんもらってる方になりますと、それを差し引いた金額の方が低くなると。そうすると調整率が下がると、従来よりかは多少減額される方も出てくるということになります。  こういうことで、今までももらってる方については、そういう内容によって非常に有利な方と不利な方というのが、多少は見受けられるというようなことで、この調整率を国の方で改正をしたということでございます。  これらの年金は、それぞれやはり国の資金の中から出ているものであるので、差をつけてはいけないということで、この調整を図ったということでございます。  それから、他市町村の状況はどうかということですが、まあほとんどの市がこの6月で改正をするよう提案をされているというふうに聞いております。以上でございます。 ○議長(青島謙一君) 杉森十志雄君、よろしゅうございますか。 ◆26番(杉森十志雄君) わかりました。 ○議長(青島謙一君) 以上で、本案2件の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第34号議案及び第35号議案、以上2件は総務委員会に付託いたします。 ○議長(青島謙一君) 日程第3、第36号議案を議題といたします。 ○議長(青島謙一君) これより質疑に入るのでありますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第36号議案は民生保健委員会に付託いたします。 ○議長(青島謙一君) 日程第4、第37号議案を議題といたします。 ○議長(青島謙一君) これより質疑に入るのでありますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第37号議案は民生保健委員会に付託いたします。 ○議長(青島謙一君) 日程第5、第38号議案及び第39号議案、以上2件を一括議題といたします。 ○議長(青島謙一君) これより質疑に入ります。  通告がありますので、発言を許します。26番 杉森十志雄君。           (登        壇) ◆26番(杉森十志雄君) 38号について4点伺っておきたいと思います。  第1点は、日本下水道事業団に委託契約する内容でありますので、日本下水道事業団に委託するメリットとデメリットをどうとらえているのか、端的に第1点伺っておきたいと思います。  第2点は、今回の契約は随意契約になっておりますが、地方自治法234条の契約条項に照らしてみた場合に、今回の随意契約が適正と考えられるのかどうかという問題です。本来、競争入札とすべきと考えるわけですが、随意契約にした合理的な根拠をまず伺っておきたいと思います。  それから、第3点について、今回の契約金額は6億3,000万円を予定していますが、この施設が水処理施設汚泥処理施設になってるわけです。そうした意味で、水処理施設汚泥処理施設ごと設計価格等を伺っておきたいと思います。こうした単価チェックはどこの責任で行っているのか、伺っておきたいと思います。  第4点については、工事予定期間について伺っておきます。  それから、第39号議案については、10社による指名業者でもってやられたと説明されてるわけですが、指名業者名と各回ごとの入札価格について伺っておきます。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。           (登        壇) ◎上下水道部長(塚本司雄君) お答えいたします。  まず、第1点の事業団に委託するメリット、デメリットでございますけれども、この点につきましては、昨年4月の臨時市議会にも同じ質問が杉森議員から出されており、そのとき申し上げてありますように、メリットとしましては、基本設計から始まり、実施設計のすべてを事業団が手がけてきておりますので、既設設備との関連をよく熟知しており、豊富な経験を持つ専門的な技術体制が整っているということ。また、事業資金の立替え制度を活用することができること。事業団管理のもとで工事が施工されるため、市技術職員の増員を避けることができること、等でございます。デメリットとしては、特に挙げるものはございません。  2点目の、随意契約の関係でございますけれども、この契約は1民間企業と随意契約をすると、こういうものではございませんで、日本下水道事業団法に基づき、建設大臣の認可を得て設立をしている事業団に委託して、下水道施設を建設しようとするものでございまして、先ほど申し上げましたようなメリットがあるため、今回の契約をしようとするものでございます。  3点目の、処理施設ごとに設計単価を伺うということでございますが、この設計単価は公表することはできませんので、御了承をいただきたいと思います。  次の単価チェックの問題でございますが、設計単価は国、県の基準に基づき定められた資料によって積算をされ、必要な手続を経て実施をしております。また、工事予定期間については、議決後日本下水道事業団との契約を行い、2年間の工事で、昭和65年3月には完成をする予定でございます。  39号議案の方の五十海汚水中継ポンプ場土木建築工事の指名業者の関係でございますが、10社で、それぞれ社名と金額を申し上げますので、よろしくお願いします。角丸建設1億2,440万円、道組1億2,480万円、田中組1億2,370万円、杉山工務店1億2,250万円、杉村工務店1億2,300万円、山田組1億2,000万円、鈴与建設1億2,150万円、木下建設1億2,230万円、村松工業1億2,400万円、大河原建設1億2,300万円、以上でございます。 ○議長(青島謙一君) 杉森十志雄君、よろしゅうございますか。26番 杉森君。 ◆26番(杉森十志雄君) 38号の点で、ちょっと伺いたいと思うんですけどね、契約の問題についてですが、日本下水道事業団に委託するメリット、デメリットの問題については、部長の方で、メリットそのものについては一般例として説明されて、デメリットそのものは特にないというようなことを言われておりますが、私は非常に問題があるように思います。  そこで端的に伺っておきますけど、地方自治法の契約の関係ですね、契約関係は、本来は競争入札というのが基本的な形だと思いますけど、この随意契約にする場合はそれなりの、自治法の施行令の167条の2項の中で、むやみにやっていいということにはなってないんですね。あくまでも一定の特定されたものになるわけです。そういう点に照らした場合この随意契約の施行令から見ますと、167条の2の4項、5項の点等見ますとですね、競争入札に付することが不利と認められるとき、今度の事業の契約というか内容は、これは競争入札に付することが不利と認められる、そういう性格の内容であるかどうか。それから5点目にね、時価に比して著しく有利な価格で契約を締結することができる見込みのあるとき。このように、この水処理と汚泥処理施設のこの事業は考えられるというように判断されるのか。こういうようにですね、自治法施行令の中で明確に、随契をする場合はこういう観点があるわけです。  で、今まで全体的な藤枝市の下水道事業そのものを流れてきた経過やそういうことは私も当然十分理解をした上で、あえて聞いていますので、こういう点に照らしても、今回のような随契が、極めて市民も納得する、税金のむだのない公平な使い方、そういう効率的な執行、こういうこととして、法的にも合理的にも説明できる内容として行われたかどうか。こういう点で伺っていますので、端的にその辺の見解をまず伺いたいと思うわけです。  それから、設計単価そのものが公表できぬということですので、それは結構ですけど、そこで、単価チェックの問題です。あなたはデメリットは大変ないというように言いましたが、私は大変あると。ということは、建設省所管のもとで半官半民的な日本下水道事業団ですので、設計単価はどうしても国の設計単価、東京等を中心とした、例えば名古屋を中心とした設計単価になる。いうようなことで、ダンプや排土処理、そういった問題等ですね、やはり若干の地域性というものが当然、本来地元設計した場合にはそれなりのものになってくるわけですが、事業団の設計というのは、こういった一律的な中心的な問題としてされてくるわけです。これは社会的常識的判断なんです。こういうものをとらえたときに、そこまで加味した設計単価になるのか。本当にそういう意味では、こういった地方都市における、工事におけるチェックというものは適切にやられるのか。単なる建設省令の国の出している単価でやっているから、それで公平だとか問題ないということにはならぬと。これは一般社会常識、通念上の問題になりますので、こういうチェックが基本的にできるのかどうか。この辺を第2点伺っておきたいというように思います。  それから、もう1つ伺っておきたいわけですが、藤枝市長は常に、活力ある町づくりの中でも、「地元業者育成という経済活性化の1つの大事な問題です。地元業者育成は全議員のまた一致した問題であります。」こういう中で、私たちはこういったものについて、できるだけ可能なもの、できるものは、そういう点でやってきてるわけですが、そこで私が言いたいのは、下水道事業団に委託しているために、入札は結局本社入札なりがやられるわけです。そうしてくると、大体請けるのは東京周辺の大手になってきます。具体的に、その仕事をやるのは、孫かひこくらい。こういう部分になってきて、私自身、藤枝の下水道処理工事に伴うひこ請あたりの人夫賃の賃金不払い、こういう問題で相談を受けたことが、この下水道事業団の工事によって相談にあずかったことがあるわけです。元請さんは、まさに日本のトップクラスの企業でした。しかし、この契約の人夫の直接人を出した人の賃金支払いが大変おくれて、最終的には元請さんは全く責任とらないで、その上を連れてきた人が自腹を切らせるというような処理をして、金の流れは全く不明確なままに処理しているわけです。  こういうことが当然起こり得るわけです。私は、日本のトップ企業ですので、どういうふうに対応していいか大変困るような、建設省令によって、建設省の指導ですから、本来、もっと元請責任というのは問われるわけですが、大変なそういう問題解決の中に苦労したケースがあるわけですが、こんなことが一番末端の仕事をされる業者に起こされたんでは、たまったものではないと思うわけです。そうした意味で、大変なデメリットは、私は端的にある。この辺について、どのように認識をされ、これは部長初め知らないとは思いません。私は、当然これらの問題について相談に乗ったことは、当然当時の下水道事業団の現場事務所からも連絡が行ってると思いますので、こういうこと等が何ら、特にはないというように、こういう本会議の席で言いますが、もっと責任ある対処をすべきだと私は思いますので、あえてこういうことが起こり得ることになりますので、もっと地元業者育成のためにも、本来的な契約に変えたらどうか。このように思うんですが、どうなんですか。3点について再質疑させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。           (登        壇) ◎上下水道部長(塚本司雄君) お答えいたします。  自治法上では随意契約というようなことは、その理由がなければというようなことでございますが、先ほど私が申し上げましたように、1民間企業ですね、そういうことと異にしているという面も御理解をいただきたいというふうに思います。で、先ほどメリット等も申し上げたわけでございますが、自治法の施行令の方で、そういうようなことを該当するということでお答えにするならば、「競争入札に付することが不利と認められるとき」と、こういう条項に当てはまるものと考えております。  それから、メリットばかり言って、デメリットもあるじゃないかと。単価も東京単価じゃないかというような御指摘でございますが、杉森議員そのものがですね、その設計書を見て言ってるものではないと思います。地域性のコンクリートとか鉄筋とか、そういうような単価につきましては、それなりのものを採用しているわけでございますので、事業団本社で入札するから、その単価は東京単価だと。こういう解釈は当たらないと思っております。  それから、賃金不払いのような実例もあると。これは確かに、そういう実例はあったわけでございますけれども、事業団に委託したからそういうような問題があって、デメリットだと。こういうようなことではないと考えております。もちろん、このような関係の問題が起こらないように、元請、下請のそういう点を十分確立することは、別の機会でも指導しているところでございますので、御理解をいただきたいと。こういうように思います。以上です。 ○議長(青島謙一君) 杉森十志雄君、よろしゅうございますか。杉森君。 ◆26番(杉森十志雄君) 随契の問題についてちょっと伺っておきます。今、部長はですね、施行令の4の競争入札に付すことが不利と認められたときと、あえて言うならばというように言ったわけですが、どういう点で不利というように解釈をされるのか。やはりこれは市民全体がやっぱり注目する1つの問題です、随契という問題のあり方は。ですから、そういった意味で、もし、そうだとするなら、どういう点でこの競争入札に付することが不利と認められるというように判断されるのか、我々に納得できるそういうものをお願いしたいと。
     で、一民間企業ではないと。だから、日本下水道事業団というもの、そういうまず最初言ったですね、ものをまさに御旗にして、あなた方はまさにずっとやってきたわけですが、1つのここまで来れば、部分的には当然直接管理できる能力と力を持ってるわけですから、そうすべきだと思いますが、あえて伺いますが、その辺はどういう点で不利と認められるのか。その辺をもう少し合理的に伺っておきたいというように思います。  それから、あなたは設計単価を見ていないんじゃないかというような言い方で、設計単価は公表しない。当たり前ですよ。そういう変な水かけ論みたいなことは、あなたやめてもらいたいと。あなたはこの場でそういうように言えば、それで事は通ったというようになりますが、そうはならぬというふうに私は思いますので、ぜひそういう点については十分、だれが見ても納得するチェック、これはどこがやるんですか。下水道事業団がやるのか。当然、発注である市がその辺まできちっとチェックをするという形をとっているのか。その責任体制だけ、この問題については伺っておきたいというように思います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。上下水道部長。           (登        壇) ◎上下水道部長(塚本司雄君) どういう点で不利というのかという御質疑でございます。これは藤枝市が下水道の基本計画を立つ段階から、議会の皆さんにもそのような方向づけで御相談をして、事業団委託ということを行った経過がございます。その理由を申し上げれば、先ほどのメリットのようなことがあるからということに、答えはなるわけでございます。  それから、チェック体制の問題でございますが、私は決して水かけ論をやろうということで言ってるわけではございませんで、そういう単価についても、地域性が織り込んであるということを先ほど御答弁したわけでございます。チェックはもちろん事業団内部でもやっておりますし、私どもも必要な手続を経てチェックをしてるというように御理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(青島謙一君) 以上で本案2件の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第38号議案及び第39号議案、以上2件は文教水道委員会に付託いたします。 ○議長(青島謙一君) 日程第6、第40号議案及び第41号議案、以上2件を一括議題といたします。 ○議長(青島謙一君) これより質疑に入るのでありますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案2件の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第40号議案及び第41号議案、以上2件は経済建設委員会に付託いたします。 ○議長(青島謙一君) 日程第7、第42号議案及び第43号議案、以上2件を一括議題といたします。 ○議長(青島謙一君) これより質疑に入るのでありますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案2件の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております第42号議案及び第43号議案、以上2件は経済建設委員会に付託いたします。  本日各委員会に付託いたしました案件については、7月1日までに審査を終了されますようにお願いをいたします。 ○議長(青島謙一君) 日程第8、一般質問を行います。  順次発言を許します。7番 八木正三君、登壇を求めます。           (登        壇) ◆7番(八木正三君) 6月の定例議会最初の一般質問ということで、大変に光栄に存じます。  まず、本題に入る前に一言述べさせていただきます。市長、このたびは当選まことにおめでどうございます。6月議会の初頭に、以後4年間の施政に対する抱負及び方針を述べられましたが、健康には十分留意されて、十二分に施政に邁進されることを大いに切望いたすものでございます。よろしくお願いします。  それでは、通告に従いまして2点ほど一般質問をさせていただきます。  まず初めに、瀬戸川右岸の改修についてでございます。この件につきましては、昭和62年12月の定例市議会において質問いたしたところでございますが、御案内のように、このたび藤枝市、焼津市、岡部町の2市1町で構成する瀬戸川・朝比奈川改修促進期成同盟会が6月7日に発足し、私もその一理事として名を連ねることになり、直接関係する議員として感謝いたすとともに、その職責に向かって新たな気持ちを深く感ずるところでございます。  さて、志太地区周辺の改修につきましては、昭和62年に、とりあえず危険箇所2カ所が改修されましたが、過般5月31日に、小柳津自治会連合会長の御尽力により、藤枝土木事務所長初め、市建設部長以下数名の関係者により、瀬戸川等の不良箇所の調査が実施されて、その結果、瀬戸川の勝草橋上流部は改修する必要があるとの指摘があり、このため、6月8日には土木事務所関係と地元の自治会長と市会議員の間で、今後の対策について協議がなされた経過もございます。  また先般、6月30日の大雨においては、約330ミリを記録したそうでございますが、そのときは土手から約1.5メートルぐらいしかなく、明治43年の大洪水の悲劇を思うとき、一日も早い十分な対策を痛切に感じたのでございます。以上述べましたように、本市の重要河川である瀬戸川の改修促進について、期成同盟会も設立されておりますから、市は県に対して今後どのような対策を進めていくのか、伺うものであります。  また、最近方々で河川修理に合わせて水辺を利用した小公園的な環境整備が行われております。私が申すまでもなく、水は私どもの心に大きな潤いを与えてくれるとともに、数々の大切な教訓をも与えてくれます。四季折々の風情の中に自然の水と親しむことは、古来から人間の社会において欠くことのできない情理であると存じます。特に今、経済社会の発展に伴い、目まぐるしい日常生活の中にあって、心のゆとりが強く求められるようになり、また一方では、余暇時間の増加によって、近くの自然と遊べる場所の提供が地方公共団体に要請されていると思慮いたすところでございます。こうした観点から、また、河川の有効利用の上からも、市独自の施策を樹立すべき時期に来ているものと思いますが、いかがか、伺うものでございます。  次に第2点目として、街路事業について伺います。市内有数の生活道路である藤枝駅広幡線は、市当局の大変な御努力により、逐年整備が図られてまいりまして、この点深く敬意を表するものでございます。志太地区は短期間の内に事業が完了し、歩道にはインターロッキングが施され、沿線は見違えるように一変し、地区住民の喜びもひとしおでございます。さて、私がお伺いしたいのは、この先に続いて青木五差路までの間、約500メートルについて、本年度から事業着手となり、5カ年計画というように伺っておりますが、今日、国、地方を問わず公共事業の促進がうたわれている情勢にかんがみ、さらに施行期間の短縮が図られるかどうか、見通しについてお尋ねいたします。  次に、昭和56年4月都市計画決定いたしております歩行者専用道の青木御子ケ谷線でございますが、当計画路線区域も年々住宅化が著しく、歩行者専用道の設置が強く望まれているところでございます。具体的な施行計画がありますれば、あわせてお伺いするものでございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。市長。           (登        壇) ◎市長(飯塚正二君) ただいま八木議員からの御質問にお答えする前に、今回、4選に当たりまして、励ましのお言葉をいただきまして大変私も感激いっぱいでございます。私は、その御趣旨に沿い、さらにまた、この6月27日の全協におきましても、全協でごあいさつ申し上げたとおり、その趣旨に沿って、この4年間最大努力をいたすことを改めてお誓い申します。ありがとうございました。  さて、今八木議員からの、瀬戸川右岸の改修についてのお尋ねでございますが、瀬戸川の河川整備事業につきましては、被災箇所や不良箇所等々の部分的な改修工事が行われておりますが、抜本的な整備事業はまだこれからでございます。  御質問の勝草橋上流部における河川整備については、既設護岸の補強を主体に、現在県単事業として一部実施されているところでございます。先般、瀬戸川・朝比奈川流域に位置する焼津市、藤枝市、岡部町の2市1町が協力して、両河川の完全改修の早期実現を願うべく、瀬戸川・朝比奈川改修促進期成同盟会を設立され、会長には焼津市の市長がなり、そして私と岡部の町長が副会長となり、そしてさらには、その藤枝市におきましては、八木議員外4名の方々が構成された、この期成同盟会が設立したのでございます。これを機に、本市といたしましても、河川整備の促進について、県を初め関係機関に働きかけていく所存でございます。なお、県が実施することにつきましては、用地関係を初め可能な限り協力して事業の促進に努力をしてまいる所存でございます。  この機会にちょっと申し上げますが、この瀬戸川の改修は、今現在の計画では、河口から金吹橋までが公共区間でございます。これをですね、瀬戸ノ谷の中山まで延長することも、これまた最も必要ではないかと、こういうことに考えておりますので、これまたこの機会に御報告をさせていただきます。  次に第2の、水辺を利用した小公園的な環境整備についてでございます。最近、河川においても、豊かで潤いのある河川環境づくりの動きが全国的に見られるようになり、都市環境づくりに欠かせない水、緑、オープンスペースのすべてをあわせ持つ河川に大きな期待を寄せられております。本県におきましても、60年度に瀬戸川がモデル河川として河川空間高度利用調査を県が行ってまいりました。御質問の、河川を活用した水辺のレクリエーション計画については、県が作成した、豊かで潤いのある河川づくりのための河川空間整備計画をもとにした今回河川法の改正によって、県管理河川についても、市が河川環境整備等を代行して実施できることになりましたので、この運用を含め、現在検討しているところでございます。また、具体的計画を作成する段階では、県とも十分協議をして、実施に移していく所存でございますので、御了承を願いたいと思います。  次に、第2点の街路事業についてのお尋ねでございます。藤枝駅広幡線の志太地区から青木五差路の間、約500メートルの整備については、緊急地方道路整備事業として実施するため、この5月31日付で都市計画法の事業認可を取り、本年度より向こう昭和66年度までの4カ年で完了するよう計画しております。御質問の施行期間の短縮の見通しについてですが、この事業は国の補助対象事業でありますので、早期に完成できるよう、今後とも県、国に対し積極的に働きかけてまいりたいと存じますので、よろしくこれまたお願いを申し上げます。  次に、56年度の歩行者専用道路の関係についてのお尋ねでございます。この専用道路の青木御子ケ谷線は、同じく歩行者専用道路の青木藤枝線と御子ケ谷遺跡とを、内瀬戸谷川と塩出谷川沿いに結ぶ延長約1,000メートル、幅員4メートルの道路でございます。この間において、一部青木地区の土地区画整理事業区間を除いて、本年度において調査、測量等を実施する予定に相なっております。国庫補助事業で整備する計画でありますので、今後、県や国に対し強く要望していき、早い時期に着工できるよう努力することをお答えいたしまして、私の答弁にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(青島謙一君) 八木正三君、よろしゅうございますか。7番 八木正三君。 ◆7番(八木正三君) どうもまことにありがとうございました。  なお、新しく5カ年計画でやっていただくという五差路近くに10本の東海道の松がございますが、その松をどういうふうにするかということで、やはり昔から住んでいる人はいろいろ考えているようでございますので、また市の方でも十分考えていただきまして、これは要望でございますので、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。以上でございます。ありがとうございました。 ○議長(青島謙一君) この際、暫時休憩いたします。                         午前10時07分休憩                         午前10時20分再開 ○議長(青島謙一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(青島謙一君) 一般質問を続けます。13番 小柳津治男君。           (登        壇) ◆13番(小柳津治男君) それでは、いつもながら教育問題から入らせていただきますので、教育長さん、よろしくお願い申し上げます。  少年非行、少年犯罪は、昭和58年を頂点といたしまして、年々減少の兆しがありました。飲酒、喫煙、家出、シンナー、授業妨害、授業拒否、授業放棄、校内暴力、家庭内暴力、器物破損など数多くの事件がありました。しかし、こうしたことも、学校の先生を初め、PTA、各地区の補導員、そして警察協助員、またそれぞれの地域の青少年健全育成協議会といった人たちの努力で、目に見えてよくなってきたことは事実でございます。しかしながら、そうした皆様の努力にもかかわらず、昭和62年の後半から昭和63年にかけ、再び58年当時の現状に戻りつつあるとのことでございます。少年犯罪においては、昭和58年を上回る勢いとかとも聞いております。また、中学校においては、校則という大きな問題が新たに持ち上がってきたことも事実であります。こうした傾向は、当市だけでなく、全国的な動きでもあります。そこでお尋ねしますが、当市における児童生徒の非行の状況、内容及び登校拒否状況はどのようになっておるか、お尋ねします。  次に、こうした状況下の中で一番問題視されますのが、校内暴力と登校拒否であります。そこで、2点目として伺いますが、学校教育法第26条及び市の教育管理規則12条に定義してあります児童生徒の出席停止処分が当市において発令されたことがありますか、伺います。もちろん、この法律は伝染病予防法と性行不良の2つがあると思いますが、特に、性行不良についてお願いいたします。  また、このような性行不良によって出席停止処分があった場合、どのような生徒に、どのような状態のときに適用していくのか、お尋ねいたします。また、このような生徒に対して出席停止期間はどのぐらいか。期間中の生徒指導及び管理監督はどのようになっておりますか、お尋ねします。  次に、最初に挙げました校則の問題について伺います。文部省は都道府県教育委員会の中等教育担当課長会議で、校則や生徒規制の見直しを各中・高校に指導するように求めたり、生徒指導担当指導主事連絡協議会などでも、校則の見直しについて具体的な指示がなされました。そこでお尋ねしますが、当市においてこのような文部省の指示のもとに、各中学校の校則について見直し、改善の検討をしましたかどうかを伺います。  次に、大きな2点目といたしまして、蓮華寺池公園についてであります。  蓮華寺池公園について、この公園は昭和48年に着手し、大部分を国の補助によって事業が進められてきました。今ではフジの名所となり、周囲1.5キロの池は市民の散策路として知られております。また、今回ジャンボ滑り台もでき、郷土博物館もオープンしました。土曜、日曜日となれば、自然と歴史を求めて家族連れで終日行き交っております。こうした市民の憩いの場所にも、1つだけ、市民はもとより市外の人たちからも不評を買っておりますのが、滝の広場であります。この滝は、総合経費1億8,910万円をかけ整備されました。しかしながら、西高側、つまり道路側から見る滝はまさしくコンクリートの要塞であります。公園内の自然と歴史には全く不似合いの感が強く感じられますが、この滝を今後国の会計検査終了後、つまり67年後に改善、改良していくお気持ちがありますか、お尋ねしていきます。  次に、郷土博物館の駐車場の夜間の管理について伺います。昼間の人の出入りの多いことと違い、夜間は博物館は大変静かなところです。しかし、そんなことから、季節柄大変車でのアベックが多くなっております。そこでお尋ねしますが、こうした状況をどのように考え、今後こうした夜間の博物館の管理はどのようにしていきますか、お尋ねいたします。  以上、大きく2点でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。教育長。           (登        壇) ◎教育長(曽根雄一君) まず私の方から、当市における児童生徒の非行状況及び登校拒否の最近の状況についてお答え申し上げます。  非行の状況でございますが、万引きは4月に入って、小学校が6件、中学はゼロでございました。5月は小学校が2件、中学校が1件ございました。対教師暴力は中学校で4月に6件、5月に2件ございました。対生徒暴力は中学校で4月に2件、5月に6件でございます。器物等の破損は中学校で4月に1件、5月に2件。恐喝行為は、中学校で4月に3件、5月に1件と、これが概要でございます。  次に、登校拒否の状況でございますけれども、4月には小学校で3人、中学校で19人、5月には小学校で3人、中学校で24人ございました。5月の状況を見てみますと、次のように内容はなっております。神経症的な登校拒否、小学生1人、中学生7人、集団不適応によると考えられるもの、小学校はゼロ、中学校10人。怠学によるもの、小学校が2人、中学校6人でございます。その他として、小学校はゼロ、中学生が1人ございます。また、この小学校3人と申し上げておりますけれども、それから中学校も24人と申し上げましたけれども、小学校の3人と中学校の24人のうちの19人は先月に、つまり4月に引き続いて登校拒否と、こういうことでございます。  次に、児童生徒の出席停止の問題でございますけれども、ここに処分と書いてございますけれども、出席停止の措置は、懲戒すなわち処分ではございません。あくまでも他の生徒への悪影響を及ぼすことを防ぐための教育的な措置でございます。校長が出席停止を命ずることができるのには、2つの場合がございます。先ほど既に御指摘のとおり、1つには伝染病による出席停止でございまして、これの件数は本年度もかなりございまして、5、6の2月だけで223件ございました。それからもう1つの性行不良による出席停止でございますが、本年度2件ございます。  次に、出席停止は、どのような生徒に、どのような状態のときに適用するかという御質問でございますけれども、本年度、市内小・中学校から報告のあった伝染病による出席停止は、風疹、流行性耳下腺炎、まあ水ぼうそう、水痘、流行性結膜炎、はしか等にかかり、またその疑いのある場合に適用されております。  性行不良による出席停止は、教師に対して威嚇であるとか暴言であるとか暴行等を行った場合。他の生徒に対して威嚇、暴行等を行った場合。学校の施設設備の破損等を行った場合、授業妨害、騒音の発生、教室への勝手な出入り等を行った場合、5番目として、服装、頭髪、ルール違反や教師の指示に従わない等々でございます。このような問題行動によって、授業その他の教育活動の正常な運営を妨げ、他の生徒に著しい悪影響を及ぼしている場合に出席停止の措置を校長が取るわけでございます。  次に、出席停止の期間はどのくらいかと、こういうことでございますけれども、あるいは、その間の管理、監督、指導はどうであるかと、こういうことでございます。出席停止の期間というものは、出席停止の制度の意義から申しまして、学校の秩序の回復を第1に考慮し、あわせて生徒の心身の安定の状況、保護者の監護等を踏まえ、総合的な判断のもとに決定されております。期間が余り長過ぎても、余り短過ぎても、出席停止の趣旨からいって適当ではございません。生徒の立ち直りの状況によっては、期間を短縮したり解除したりすることはもちろんございます。  次に、出席停止の期間中の指導についてでございますけれども、申し上げるまでもございませんけれども、出席停止は保護者に対して行うものであり、この期間中は保護者が責任を持って指導に当たってもらいます。保護者への自覚を促し、監護の義務を果たすよう学校は積極的に働きかけることが大切でございます。学校のこの間の指導といたしましては、反省文、日記、読書その他を課題として与えて指導を行ってまいります。担任教師であるとか、あるいは生徒指導主事等々は、計画的、継続的に家庭訪問を行って、生徒との心の交流を図るとともに、課題の指導を行っております。  3番目として、出席停止の期間が終了後、生徒が学校や学級へ円滑に復帰することができるよう、気持ちの安定を図り、学校や学級の一員としての自覚を持たせるよう指導しております。  次に、校則の問題でございます。校則は学校が集団生活の場であり、生涯学習の基礎を培う時期でございます。それゆえに絶対に必要なものでありますけれども、父母の願いであるとか、あるいは児童生徒の実態、学校の教育方針等、学校によって異なることは当然でございます。学校では自校の子供たちのより健全な成長を願い、教育目標達成のために主体的に取り組むべきであります。最近、校則議論が高まってまいりましたけれども、教育委員会としては、校則に対し各小・中学校に次のような観点で検討するよう指導、助言をしております。まず第1には、市の教育施策や学校の教育目標を達成するための基本的なものであること。2つには、地域社会における児童生徒の発達、生活実態に合っているものであるか。3つには、児童生徒や父母にその意義が理解されているか。4つ目には、社会的な変革に対応しているか等でございます。  なお、あの蓮華寺池公園の一番しまいにございました博物館駐車場の夜間における防犯、犯罪防止ということについて、私からお答え申し上げます。  街頭補導によります青少年の非行防止活動については、市内全域を青少年相談室がセンター補導として、市の職員と地区の補導員の多大な御協力をいただき実施しており、大型店やゲームセンターから神社、公園等を重点に、毎週昼間は午後3時から5時まで、夜間は7時半から9時半まで巡回し、早期発見、早期指導に努めております。お尋ねの郷土博物館の駐車場につきましては、皆さんの安全を願って毎回巡視しており、夜間については道路沿いより奥に入っている車については、警察署と連名のお願いのチラシを渡し、アベックおどしや女性への乱暴事件のおそれがあり、被害を受けないよう早目に帰るよう呼びかけを行っております。一方、地区補導も市内9地区の補導員会がそれぞれの巡回指導を実施しておりますので、該当する藤枝地区補導員会の巡回を今後一層強化するようお願いをしていくつもりでございます。なお、10時以降の夜間については、警察のパトロールを強化するよう、さらに要請をしてまいりたいと思っております。駐車場の管理体制につきましては、今後の様子を見ながら、駐車場も閉門できるような方向で公園緑地課と検討をしていきたい。このように考えております。  以上、私からの御答弁をよろしく御理解願います。 ○議長(青島謙一君) 市長。           (登        壇) ◎市長(飯塚正二君) 小柳津議員の御質問に私からお答えいたします。  第2点目の蓮華寺池公園についての、公園内にあります滝の広場についてのお考えでございますが、御承知のように蓮華寺池はですね、総合公園については、御承知のように花と水と鳥をテーマに、基本計画に基づいて全体的な調和を考えて進めてまいりましたので、小柳津議員がおっしゃるように、この滝の関係等々については、私も一部の方から今おっしゃるようなニュアンスの話も聞いたこともございますが、計画どおり一応実行いたしましたので、しばらくの間、これをもう少し見詰めていきたいと、こういうように考えております。お尋ねの、これを要するに会計検査員が検査後の取るか取らないかというようなお尋ねでございますが、そこまでは考えてはおりません。どうかひとつこの点は、もう少しこの点について十分、あの石が見えないような方法にするには、何とかこのツルのようなものを石に植えつけるかと、そういうようにした場合においては、緑の多いすばらしい滝になるじゃないかと。こういうように存じますので、まあひとつしばらくこのまま存置をしていきたいということで御理解を願いたいと思います。  以上でございます。 ○議長(青島謙一君) 小柳津治男君、よろしゅうございますか。13番。 ◆13番(小柳津治男君) 先に公園の方から、要望やら再質問しておきますが、市長の言われたとおり、やはり会計検査がありますのでね、今すぐ崩して直せということは無理だと思うんですが、これは私どもより市長が一番気にしているし、何か感じているところじゃないかと思うんですね。やはりああした、何かこう自然の中から出てきたもので相反する、どっちかというと東京の丸の内かサンシャインビルの前につくった方がいいような滝のような気がするんですね。  私が今回言いたかったのは、これから病院の建築とか総合グラウンドとかという問題があるわけですね。ですから、やはりそうしたものが、やっぱりその地域にマッチした設計のもとでしっかり管理してね、やらないと、ああいうつくってみてから、ああなるほど不似合いだなという感じをしてからでは、今言ったように国の予算だとか莫大な金をかけてしまったから、改修改善するのはなかなか大変だよと言っては遅過ぎますから、ぜひこういう公園の滝を教訓にして、ぜひ今後いろんなものをつくるときには、チェック機関をしっかりしてくださいよという1つの意味合いで今回質問したわけなんです。で、まあ会計検査が終了したらですね、やはり、ぜひ市民の皆さんにもう一度ね、あの滝はどうであるかということを、まあ緑が云々ということよりね、実際言ってあのトーチカというか要塞でね、不似合いですよ、だれが見ても。だから、その辺のところも十分、今は無理でしょうから、頭の中に入れていただきたいと、こう思います。  それから、博物館の関係でございますが、教育長。僕は今ね、この公園の駐車場については一応ジャブを送ってるわけなんです。ということは、今度何かあったとき、やっぱりあったじゃないかって、こういうためにもね、どうのこうの、封鎖するということでございますので、やはりね、9時、10時じゃないですね、11時、12時台の非常に多いということで近所からも苦情が来てるわけですね。普通の夕方、今非常に日が長いですから、高校生、中学生があのとこでスケボーして遊んでるわけですね、非常にいいとこですから。そうしたことも、事故があってから、市が要するにあの入り口なりあのところをしっかりしてかないから、また裁判だ慰謝料だという話も出てきますよ、あのとこで非常にその遊んでる方多いですからね。ですから、その辺のところの対策もしっかりしていてくださいということで質問したんですね。  それからもう1つ、その夜間10時過ぎにですね、アベックがそこへ車を置いて、滑り台へ行くそうなんですね。滑り台を夜中にキャアキャアとこう乗って遊んでると。こういうこともね、地域の人たちがしょっちゅうだと。そういうその苦情が来てるわけなんです。ですから、この辺の滑り台の夜間の管理。まあどういうふうにしていくかということも1つの大きな問題でございますのでね、ぜひその辺のところも考えていただきたい。  それから、これはぜひつくっていただきたいんですが、私も先般日曜日にちょっと市の方で御厄介になってましたらね、袋井とか掛川とか静岡とか、いろんな方がね、蓮華寺池公園はどこにあるんですかって、こう電話が入ってくるんですね。それで、ぜひ市役所の方へ行きますから教えてくださいと。何でそんな聞くのかなと思ったら、バイパスから来る関係も、東名から、国道から来るのも、全然その案内板がないわけなんですよ。市長は市内だけじゃなくて、ほかの市の皆さんにも見ていただきたいし、楽しんでいただきたいということが、この総合公園の原点だと思うんですね。ですから、そういうその静岡からバイパス使って来る人たち、あるいは、谷稲葉インターでおりて来る皆さん、あるいは国道から来る、あるいは東名から。やっぱりね、案内板ができて、初めて1つの用を足すんであってね、ぜひ、ここを真っすぐ行けば蓮華寺池公園こっちにありますよというような、その看板をね、これは行政的なことですかね、総務部長。ひとつそういったことで看板を設置しないと、何か西高の裏側で見えないんですからね。ぜひその辺のところもこれは要望しておきます。  次に教育問題。教育長、大変皆さんも登校拒否の数字聞いてね、びっくりしたと思うんですよ。24人も学校行ってないなんていうのはね。大体考えられないことであって、精神的なものもあるだろうし、いろんなものもあるから、これもやむを得ぬでしょうが、大きなその何と言いますか、58年以来、この63年に向かってね、非常に非行が高度になってきましたし、学校を休むということが子供が何にも感じてないんですから、悪いということを。そういったことの指導もあるだろうし、生徒そのものも家庭的なこと、それから学校的なことも非常にあると思うんですね。この登校拒否が多いというのは、僕は一番その非行の中で一番いけないことだと思うんですね。ですから教育長さん、この辺のところもね、しっかり早目に治療しないと、よくないんじゃないかなあと思うんですね。  次の性的出席停止者、この問題等が出るということは、大きなね、これ一部の、2件あったということでございますのでね、そうした者の生徒を抱えてる学校というのは大変だと思うんですね。あるいは、それに入っている子供たちというものは大変だと思うんですね。私が前に教育長さんにお話したように、私が前に町田の忠生中学校、大阪の南陵中学、この方たちは大変こうした問題で苦労したんですね。1つのものをまとめて、大体3年から4年かかったと。そのときにね、教育長、こういうようなことが書いてあるんです。これは参考になったら、教育長さんも資料あると思うんですがね、恐らく集団的な、1人や2人じゃないと思うんですね。その下には何人もの人間があると思うんですね。ここに問題行動グループを解体し解散させることは仲間づくりの精神に反するので、グループを認め、そのグループそのものを指導しなさいって、こう書いてあるんです。それから、ここです。今出席停止の部分で質問してるんですがね、常に教育的見地から隔離追放的発想は常に慎むべきであって、十分指導せずに厄介者扱いするのはよくないと。かえってよくないということをこれ言ってるんです。この両方の中学校の先生方が。ですから、その出席停止という制度的なものに対してどういう形の中で決断を、恐らく、これは校長先生ですね。それを教育長が受けるんですからね。ですから、こういったことも十分やっぱり教育委員会としても指導しなきゃならない大事なことだと思うんですね。  それからね、ここが大事なことなんですがね、学級、学年間の情報交換が不十分だったということね、そういう形の中にあって。それで、それを直すにはどういう決意をしていったかということですね。それはですね、先生と、それからPTA、保護者、そうした者が相互関係を常に万全に期すということ。それから、僕が一番教育長にお願いしたいのは、ここです。全教師の協力と同一歩調で指導すると。だから、私が前にも教育長さん、お話したように、町田の学校はですね、全部の先生が一人の人間全部関心を持ったと。あれだけ荒れてたものが1年か2年で、もう今は優秀な中学校に変わっていってるんですね。そういう形の中で、やはり何かこう私も歯にはさまったような質問の仕方をしてますが、これによって大きなあれがあるとね、問題があると困りますので、教育長さん、その辺のところをですね、今後やはり教育委員会としては、こうした形の中で、全体的な教師の生徒に対する意識づけとか、連絡とか、そういった形で指導していかないと、どんどん58年を上回る非行的な教育の形をなしてきた今日ね、やっぱりその辺の1つの教育長命令の改革が必要ではないかと思うわけなんです。その辺について教育長、今後どのような方向で指導していくか、あるいは認識づけていくか、ちょっとその辺をお聞かせ願いたいと思います。  それから校則の問題については、この後、山本議員から質問があると思いますので、余り聞きませんがね、やっぱり教育長、見直して、やはり僕が一番大切なのは、見直して、子供たちの意見も十分聞いて、それを即それに当てはめるということじゃなくて、やはり校則というものは1つの形であり、また子供たちの今言ったように時代の変革に合ったものをしていかなきゃならないということですので、余り古い考え方でなしに、子供たちの意見も参考に取り入れて、改革、改善していく必要があると思うんですね。その辺のところがどうか、ひとつお聞きしたいと思うんです。  それから、一番教育長さんね、こうした私が長い間非行の問題についてお話しますが、大体今言ったように58年から、今回62年から、大体5年周期です。5年周期で大体来てるんです。過去全部調べてみますと。そうしますと、大体今の中学校1年、2年の指導で泡食ったってだめだということなんですよ。で、どこで指導していかなきゃというと、小学校3年、4年なんです。今非常に小学校の方が万引きが多いというような形でこう出てますね。で、3年、4年の子供たちをいかに指導していくかという、ちょうど物心もわかり、人の気持ちもわかりつつあるとこなんですね、3年、4年生、5年生。ですから、その辺のところをぜひね、中学校が非行があるからって、中学校の問題だけじゃなしに、小学校教育に力を入れていただきたい。ぜひその辺のところもですね、校長会なり、あらゆるそういった連絡会があったときには、ぜひ強調して指導していただきたいと、こう思うんですが、今の2点だけ、ひとつお願いしたいと思います。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。教育長。           (登        壇) ◎教育長(曽根雄一君) 滑り台の管理、それから案内板、これは直接の教育委員会の関係ではございませんけれども、よく申し上げておきます。  それから登校拒否の問題、これは大変今大きな問題でございます。御説のように、なかなかこれは簡単にこうしたからこうなるというふうに効果が上がるものではございません。そこで、今数名から10人程度の子供たちについては、市の相談室へお預かりいたしまして、学校へ復帰するという前提でカウンセリングをしているところでございます。なお、志太病院の方も大変御協力をいただきまして、週に1、2回、医者の先生方もお見えくださって、病的な面についての御指導を大変御親切にやって、一体となって努力しているのが現状でございます。  それからなお、出席停止の問題、御説のとおり、厄介者扱いにして場所を変えて学校へ来させなけりゃいいだという考え方、これは絶対に許すべき考え方ではないわけでございます。なお、過去ですね、ずうっと学校へ登校させ、正常な教育指導の中で、何とか立ち直らせようということを、かなりの期間努力してまいりましたけれども、結果的に今回の措置というふうになったわけで、この点も十分基本的な考え方についてはもとらないように努力しているところでございます。  なお、全教師の協力という問題につきましても、これは常々、十二分にお願いもしているところでございますが、徐々にその方向になりつつあるわけでございます。なお、PTA、警察協助員の方々、補導員の方々、相談室、教育委員会全般、あらゆる角度から一致団結して、今問題に当たっているところでございますので、今後もひとつ温かい御指導をお願いしたいと、このように思います。  それから、校則についての子供の意見ということ、これはもちろんその子供の実態ということで、概括的に申し上げましたけれども、その中には意見を十分聞くと。ただしかし、子供の意見どおりに校則を決めるということでは、御指摘のようにないわけでございまして、あくまでその学校の一番教育目標を達成するためのものであるというふうに考えていきたいと考えております。  なお、いわゆる小学校の生徒指導、児童の指導に重点を置くべきであるというようなお考え、これもごもっともなお考えでございまして、現在、市内全域の小・中学校の校長会がこの問題、やはり、真摯に取り組みまして、鼓舞激励やいろいろなサジェスチョンを与えたり、そうして、その問題がイコールまかり間違えば自分の学校の問題であるというふうに真摯に受けとめて、努力中でございます。今後ともひとつよろしくお願いいたしたいと、こんなふうに思います。以上です。 ○議長(青島謙一君) 小柳津治男君、よろしゅうございますか。13番。 ◆13番(小柳津治男君) どうもありがとうございました。  何か看板の設置はお答えがないようですので、一生懸命聞いているのか聞いていないのか、ちょっと疑問に感じますが、まあ質問が単純でございますので、まあ半分聞いていなかったということで理解して、再度お願いしておきます。ぜひですね、質問は単純かもしれぬけど、やっぱり真剣にやってますのでね、その答えはしっかり返ってこないと、だれも質問する人なくなりますよ。もう当てにならなくなりますから。その辺のとこをひとつお願いします。これはやっぱり私が日曜日、蓮華寺池へ行ったり、いろんなとこを見て、ああ、こういうものが必要だな、こういうものはあった方がいいなと感じたから質問したんですから、ひとつよろしくお願いします。
     それから、教育長さん、よくわかりました。ただ、そういう生徒を抱えた学校はですね、大変だと思います。ぜひですね、側面的、あるいは内面的からも、PTAの皆さん、それからいろんな補導員の皆さん、それから先生も、ほんとに心労が多いと思います。ですから、長い目で見てね、私もこうしたいろんな改善を考えていきますし、また見ていくつもりでございます。ぜひその辺のとこを教育長さん、ひとつ十分カバーしてあげてですね、やはり教育長さんの、できれば首もかけてぐらいの気持ちで、ぴしっとこう市内の小学校、中学校、管理して、いい子供たちを多くつくるようにしていただきたいと。こう思いますので、どうぞよろしくお願いします。どうもありがとうございました。以上です。 ○議長(青島謙一君) 市長。           (登        壇) ◎市長(飯塚正二君) 先ほど小柳津議員の再質問の中で、私の方の関係について、まあ要望というようなお話があったことと感じたので、再質問にお答えいたさなくて恐縮でございました。お答えを申し上げます。  滝の関係については、まあひとつ教訓としてさらにさらにひとつ、さようなことの起こらないような、感じを持たさないようなことに、今後最大努力をいたしたい。その他等々についても同様と私は考えております。  第2点の、滑り台の夜間の利用等々については、これはいろいろと私もあの近辺の人からも、いろいろと話がございましたし、朝早くから音がするということもございましたので、この点については自粛するように、ひとつ何時から何時までとか、一応検討していきたいと。それから、従来は、あそこの滑り台の上の方で笛を吹いたんでございますが、鐘を鳴らしたんですが、これだけは、余りにも響くのでやめてくれないかと言うから、これはやめたんですが、滑り台の夜間の利用については、一応十分検討して、御趣旨に沿うように努力をしていきたいと。  それから、蓮華寺池公園の案内板でございますが、これもですね、実は前々から考えてはおるんです。どうもその趣旨がまだ徹底しませんが、実は葉梨高洲線の白子と長楽寺との間、もう2軒、望月時計店と豆腐屋さんが大体この8月中には移転できるじゃないかと。そういたしますと、早速あそこの入り口をですね、今度は交通規制が、今まで大型が進入できませんので、大型も進入できると、こういうようなことになりますので、その際には、駅広幡線並びに国道1号線に上下に、要するに看板を立てたいと、こういうような実は計画をしております。  それからさらに、国1バイパスの方から来た場合、この点についても、まあ駐車場も北部の方にございますもんですから、向こうから来る方も多くということでございますので、よく標示板を出して、ひとつ藤枝市内だけじゃない、よく言いますと、静岡の人方がよく言います、藤枝にはいい蓮華寺池公園があって非常にすばらしいと。うちの方にはないよと。こういうことまで実は私に言われておりますもんで、その方がやはり、あの入り口がどうもわからないよと、こう言われたんです。ですから、そういう点がございますから、今小柳津議員がおっしゃったようなことについては、私たちも考えておりますし、特にこういうように、さらにこういうような質問で御趣旨がございますので、早速そういうようなことに手はずを整えて、御趣旨に沿うようにいたしたいと、こういうことでございますので、答弁にさせていただきます。以上でございます。 ○議長(青島謙一君) それでは次へ進みます。25番 山田敏江君。           (登        壇) ◆25番(山田敏江君) 通告に従って、2点につき質問いたします。  第1に、ごみ収集可燃物、不燃物業務の改善についてであります。  今日のごみ処理問題は、大量生産、大量流通、大量消費、大量廃棄に集約される経済システムの問題が根底にあります。問題も複雑であり多様でありますから、単純に解決することはできないと思います。しかし、ごみ問題解決の基本は、発生と促進、激化の原因除去にあります。その原因となるものを除去していくため、その場しのぎ的な対応でなく、小さな問題から大きな問題まで、行政と住民、清掃業務員の協力の一致がなくてはできません。  藤枝市のごみ処理問題は人口増加に伴って多様化しています。その中でも、住民サービスへの行政側の問題として、清掃業務員の労働条件の改善、収集業務の見直しなど、住民から出された問題の解決を図っていただきたいと思い、6点につき質問いたします。  第1に、ごみ収集業務員の増員をしていただきたいのです。その理由として、1に、人口の増加に伴い収集量がふえていること。2に、夏場に向けてにおいが発生し、衛生的に悪い条件が重なる。3に、有給休暇の取得などで人員にゆとりがないこと。4、収集車に乗務する人数は、安全面、健康面、仕事の能率から見れば、3人乗車にしていく必要がある、などです。現状を考えたとき、現在の人数では到底足りません。市長、現状をどう考え、今後に対処していくつもりですか、伺います。  第2に、市街地地域の、特に商店が建ち並ぶ区域、そして、住宅の密集地域での可燃物の収集回数を週2回から3回にふやしていただきたいのです。環境衛生の面ですぐれた町づくりを積極的に進めてほしいと思います。市長、ごみ収集回数をふやすことについていかがお考えか、伺います。  第3に、不燃物収集回数を月2回にしていただきたいのです。その理由として、1に、環自協の皆さんや各町内会で当番に当たった皆さんの負担を軽くしていくため。2に、決められた日に出せないと、2カ月分たまってしまう。3、出された量の多いときなど、トラックにコンテナ5段から6段を重ねるため危険であり、コンテナ一杯分は大変重たく、腰痛にもなりやすいなどの問題があります。島田市では、燃えないごみは週1回の収集で、空き瓶などの資源ごみは月2回の収集をやっています。市長、住民サービスの向上を考えるならば、少しでも住民の負担を軽くしてください。また、清掃業務員の健康を気遣ってくれるならば、人員をふやして作業内容の改善を図ってください。いかがお考えか、伺います。  第4に、可燃物の収集場所に設置する集積かごや、その他施設にかかった費用、補助金は、全額市で負担をしていただきたいのです。環自協の皆さんは、少しでも住民に迷惑がかからないように、清掃車が来たとき少しでも早く回収できるようにと、日ごろ管理を十分しています。その上に、財政的にも負担が多過ぎて、やりくりが大変だと聞いております。全額負担をぜひ考えてください。いかがですか。また、62年度集積かごは幾つ設置されましたか。数と金額をお答えください。  第5に、民間委託業者の可燃物収集車は3台になっています。市と同様に3人乗車を徹底するよう指導すべきです。いかがお考えか伺います。また、委託料は3人乗車にしたものかどうか伺います。委託業者とはいえ、市の職員と同じ作業をしているのですから、そこで働く労働者の安全と健康を守るためにも、委託料、労働条件をも考慮しなくてはなりません。  第6に、環境衛生係の岡出山センターの現場事務所の建設について伺います。設計図はできています。建設についていかがお考えか伺います。  第2の、藤枝市非核平和都市にふさわしい施策を、であります。  ことしは広島と長崎に原子爆弾が投下されて43年目の夏を迎えます。藤枝市非核平和都市宣言文では、「世界の恒久平和と安全を実現することは全人類の願いであり、かつ、唯一の被爆国の国民である私たちの悲願であります。」中を略します。「今や核戦争を阻止し、すべての核兵器を廃絶することは人類の死活にかかわる最も緊急、重要な課題となっています。」とあります。藤枝市民11万7,000人を代表する市長を先頭に、この人類共通の大義に向かって不断の努力を続けることを宣言したことは、この近隣の自治体を励ますことになりました。静岡県下75自治体のうち、15の自治体で非核平和都市宣言がなされております。昨年の世界大会で発表された非核宣言自治体は1,145自治体に上り、人口では全国民の約56%にも達しているという報告がされました。当面、8月に向けて、市長を先頭に、藤枝市民が平和への願いを込めた行動を計画することは大変意義があります。  第1に、8月に向けて市庁舎に懸垂幕を掲げてください。  第2に、8月6日は広島に、9日は長崎に原爆が投下されました。同じ時間、広島は午前8時15分、長崎は午前10時ごろですが、回報無線を通じて何の日かを知らせ、お寺や教会などでは鐘を鳴らしてもらうなど、全市民に知らせていく行動を計画していただきたいのです。  第3に、今後の取り組み、平和行政の位置づけの問題です。焼津の被爆者久保山愛吉さんの遺言、「核兵器による犠牲者は私を最後にしてほしい」という言葉を残して死にました。平和について、子供から大人まで市民ぐるみで考えなくてはならない問題として、非核都市宣言を広く住民に知らせなくてはなりません。平和へ向けての住民意識を高めるために、自治体は率先して非核平和の世論づくりの活動を行うことが大事だと思うのです。その施策として、駅前広場、蓮華寺池公園などに平和を意味するモニュメントを建ててください。そのほかにも立て看板、パネル、記念碑など、公共施設、例えば市民プールや保健センター、市民体育館などにも考えてください。  第4に、学校、市立図書館、公民館などに、反核平和の映画、ビデオ、平和関係の本など計画的に買いそろえていただけるよう予算化し、教育実践に役立ててほしいと思います。未来を託する子供たちに、しっかり教えていただきたいのです。市長、教育長、いかがお考えか、伺います。  第5に、市民にわかるように、担当係を決めて窓口をつくってください。いつでも市民が訪ねられるようにしていただきたいと思います。いかがですか、伺います。  以上、よろしく御答弁願います。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。市長。           (登        壇) ◎市長(飯塚正二君) ただいま山田議員の御質問にお答えいたします。  第1点の、ごみ収集業務の改善についてでございますが、人口増加、あるいは社会経済状況の変化などによりまして、ごみの量がふえていることは御指摘のとおりでございますが、現在、市の収集作業員は35名で、委託が9名で、合わせて44名で、特に今のところ不都合もなく、収集区域を決めて効率的に実施しております。そして、夏場には家庭の厨芥類が腐りやすく、悪臭を出しますが、水切り袋の使用の徹底や、ごみ袋の口をきちんと締めることなど、自治会、環自協を通じて指導したり、広報等によってPRしております。なお、年次有給休暇の取得も、夏季については計画表により有効に利用し、問題は別にありません。  収集車に乗務する人数ですが、大型パッカー車及びダンプ、トラックは3人乗車で実施しておりますし、現在の体制が安全面、健康面、仕事の能率面など、もちろん適当でございますが、なお当市においては、経済的効率など総合的に配慮をしてございます。特に、小型パッカー車については、運転手も収集作業に従事しており、作業的にも2人で十分対応ができることになっております。今後さらにごみ量が増加する場合は、その時点で対応策を考えてまいりたいと、こういうように考えておりますので、御了承を願いたいと思います。  第2の市街地地域の商店及び住宅地域での収集回数をふやすことは、市民サービスにおいては喜ばれることになりますが、ごみを出す人のモラルもあり、町並みの景観を保つ意味も大事かと思われます。なお、市街地地区はなるべく早いうちに収集を心がけておりますし、ごみの収集体系、収集能力等を考えますと、現在週2回の収集体制が最もいい方法でありますので、現状どおり進めてまいりますし、変更する考えは今のとこありません。  それから、第3の不燃物の収集回数を月2回というお尋ねでございますが、不燃物の収集については、分別収集を実施しているため、環自協の役員さんには大変御協力をいただいているところから、回数をふやすことは、かえって負担が重くなりますので、その月に出せないことについては、従来から各家庭へ配布してございます、ごみのカレンダーを各戸に配布してございますので、そのカレンダーをよく見て、忘れないように、さらにPRをして努めてまいりたいと、こういうように存じます。  それから、収集作業において、重いものはクレーン車で運び、またコンテナを5、6段積み上げるのは、瓶など重たいものを下の段に積み、軽いアルミ缶を上の方に積む工夫をし、危険のないよう、また作業効率のよい方法で実施しております。ごみの関係につきましては、収集及び処理についても2市2町で歩調を合わせ実施し、最小の経費で最大な効果を上げて、少しでも市民の負担を軽くするよう考えておるのが実情でございます。したがって、いろいろの諸条件を考え合わせますと、不燃物の収集回数は現行の月1回で実施していく方法が効率的であろうと考えております。  次に、可燃物の収集場所で使用する集積かご等々のお尋ねでございますが、具体的に申し上げますが、トラックのボデー等はほとんど全額補助しているのが現状でございますが、かごについては、約3万円のうち70%の補助をしております。この補助率のアップについては、今後検討していきたいと思っております。環自協の予算として、昭和62年度に整備したごみ集積場所は61カ所、そのうち、かごは19カ所で、119万1,540円の補助金を交付をいたしました。  次に、民間委託業者の可燃物の収集車は3台になっていますがという、この点についてのお尋ねでございますが、委託の車は3台とも大型パッカー車で、3人乗車を実施しています。委託料につきましては3人乗車の予算を計上し、委託契約を実施しているのでございます。  次に、環境衛生の事務所センターの建設についてのお尋ねでございますが、この清掃事務所センターにつきましては、再三御質問をいただいておりますが、この点については十分検討しておりますので、御理解をいただきたいと存じます。  次に第2の、藤枝市の非核平和都市にふさわしい施策についてのお尋ねでございますが、この核兵器廃絶と軍縮を訴え、真の平和を希求する市民の総意で、昨年12月の市議会定例会で全会一致で採択され、その宣言に沿って運動の輪を広げていかなければなりません。が、御質問にありますように、第1点の懸垂幕については、私も考えていたところでございますし、この点については懸垂幕を掲げるようひとついたしたいと、こういうように考えております。  第2の、広島、長崎に原爆投下された時刻のお知らせについてでありますが、この点についてはテレビ、ラジオ等の放送機関で全国で周知されておりますので、市民の皆さんも御協力をしてくださることと確信しておりますし、なお、市職員においては、8月6日及び9日の広島、あるいは長崎原爆記念日に黙祷をささげるよう、周知徹底を図っているところでございます。  第3点の、平和を意味するモニュメント建設についての御提案でございますが、この点については承っておきたいと存じます。  第4点については、教育長から御答弁させていただきまして、最後の第5点の御質問については、担当係、窓口についてですが、総務部の行政課がこれを担当していることをお知らせ申し上げて答弁といたします。  以上でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青島謙一君) 教育長。           (登        壇) ◎教育長(曽根雄一君) 核等の資料であるとか、教育の問題について、私の方から御答弁させていただきます。  まず、図書館関係の資料でございますけれども、御承知のように十進分類法によりまして、総記、哲学、歴史からずっと10分野と、それから児童及び郷土の資料、そういうもののバランスをとって資料を整えているのが現状でございまして、特にこの分野に力点を置くということは、公立図書館としては適格性がないというふうに感じて、全体のバランスの中で、御指摘の反核、反戦を表題にした図書資料も購入しております。例えば図書で申しますと、ずばり「反核」という表題になっているものが現在7種類ばかりございますが、そのほか平和関係のものを含めると、かなりの多数に及んでおります。16ミリフィルムにつきましては、4本ずばりのものがございます。なお、放送ライブラリーにつきましては、平和関係が30本、反核関係が10本ございます。これらは全体のバランスの中でやっているわけでございます。  また、学校におきましても、各学年の教科学習のバランスの中で、この問題を取り上げておるのが、例えば小学校6年の社会科でもございますし、中学の国語でもございますし、やはり中学の歴史、あるいは公民等々でもございまして、いずれにいたしましても、これらは平和主義、被爆国日本の立場から、原水爆をなくして、戦争をなくして、世界平和を守ることを学習させているのが実情でございます。  以上、お答えいたします。 ○議長(青島謙一君) 山田敏江君、よろしゅうございますか。25番 山田敏江君。 ◆25番(山田敏江君) 大変細かい問題をたくさん出したわけですけれども、ごみ収集業務の改善についてというところでは、問題は業務員の数が少ないということの中で起きている数たくさんの問題だということで、ここのところは業務員の増員をということで、私は特にそこのところを強調してお願いをしていきたいと思っております。  具体的には、ごみ収集業務員の増員ということで、まあ何も問題がないというような、効率的に進めているというような御答弁でした。また夏においても、ごみ袋の口を締めるとか、水切りをしているとか、そういうことで問題は解決されないというふうに私は思ってるんです。ここのところで、人口の増加というのはだれが見てもわかることです。夏場に向けて悪臭がするとか、あるいは夏になると瓶や缶がふえるという問題、あるいは、有給休暇の取得の問題で私はその理由づけているわけですけれども、例えば、勝手場に出される残飯ですけれどもね、夏になるとたくさんの果物を食べますし、主にはスイカなど、ああいう大きなものの残飯が出るわけです。水を切ったり、ゴム袋の口をね、締めたということだけで、あの問題は解決しないんじゃないか。むしろ夏場に向けては、ごみの出る量はふえてくるということと、不燃物においても、瓶や缶というのが特にふえる時期でもあるわけです。そして、現在では収集時間も決められておりますけれども、遅いところでは午後の3時半ごろになって収集がされるという状況のもとであるわけです。これから夏にかけて、もしもそういう時間帯に収集されるということであれば、やはり、においの問題などでは、その周辺は恐らく悪臭が漂うではないか。  また、収集回数の問題でございますけれども、週2回ということでございます。ここのところはね、3日間と4日間という形で2回に分けられるわけです。日曜日を挟んで、必ず4日間は自宅に置かなければならないという問題があるわけですね。そこのところで、私はやはり、ここのごみの収集における回数ですけれども、大きい自宅ならいいんですけれどもね、アパートだとか借家の方たちは、大変狭い中に住んでおられるから、こういうにおいの発生するごみだとか、あるいは大きな瓶だとか缶だとか、そうしたものがね、家の中にたまるということが、やはり問題ではないかと思ってるんです。確かに我慢をすればいいと言われればそれまでですけれども。夏に向けては、そういう残飯の問題、缶や瓶がふえるという問題などで、やはり考えていただきたい。  それから、そのステーションの回収時間が、遅いところで3時半ということですね。早いところでは8時でしょうけれども。実際には順番で行きますから、当然午後になるところもあって当然ですけれども、夏に向けての収集回数はできるだけ早い時間に収集をしてもらいたいというのが、やはり、その収集場所の付近の人たちの声なんですね。長い時間そこに置けば、犬が来たり、あるいは猫が来たり、そういうことで、その前日、朝早く出しても、そういう問題などで、やはりその近所の人たち、あるいはそこを担当されてる環自協の皆さんは手を焼くわけです。そうしたこと。  それと、業務員さんの有給休暇の問題ですけれども、これは3人乗車をしているということなんですけれどもね、私たちがこう普段車に乗って見ますと、3人乗車必ずしもしているとは限らないわけです。有給休暇を取れば、3人乗車のところは2人乗車の方に人を回さなければならないという問題がありますね。そうしたことから、たとえ大型の3人乗車の車であっても、2人乗車の車の小型車が休めば、そこへ人が回るという、回されるということでね、1人ではできないわけですから、必ず応援に行かなきゃいけないわけですから。そうした問題がやはりあるわけです。これはきれい事を言ってるんじゃなくて、やっぱり事実をとらえていただきたい。そう思います。  また、体調の問題ですけれども、やはり、この夏の暑い時期に、ほんとに炎天下の中で、外で仕事をするわけです。その外で仕事をする作業者のことを考えるならば、やはり、2人乗車というんでなくて、3人乗車にして、1人は運転手として、いつも車の中に乗っていて、2人でそのごみを車のパッカー車の中に入れるという、そういう作業をする中で、もっと能率がよくなるだろうし、また、今の車社会の中では、車のために収集がなかなかはかどらない、回収するのにはかどらないという問題もあるわけですからね。収集効率の問題もあるわけですから。そうしたことも考えるならば、やはり2人乗車はもうなくして、3人乗車にしていくんだという、そういう市民の住民負担をなくすというか、まあ住民サービスの面でやってほしいと思うんです。  それと、今現在ぎっくり腰で休んでおられる方がいたということで聞きましたけれども、その人の補充はなされてないということですね。当然、あるべき人数でやられていますから、予備の人はいませんからね、当然そうなるだろうと思いますけども、やはりそこのところでは、3人乗車を踏まえて、そして有給休暇を取る人が出たとしても、欠けることのないように人員を配置しなくてはいけないと思います。その点では、島田なんかでは特別機動班という形で、5人予備として置いてあるわけですね。ですから、いつ休んでも5人は交代人員として置いてあるわけですから、そこのところは安心して有給を取ることができるという、そうした条件をも備えているわけです。この藤枝市で、そうしたことができないという、ないがしろにされているということは、やっぱり問題じゃないかというふうに思うんです。ですから、業務員の増員というのは、今でさえもそうした多様な問題があるにもかかわらず、現状でいいとされてることに問題があるということで、私はやはり人員の配置、3人乗車という面、あるいは有給休暇を取ったときには交代の予備人員を置くという問題。あるいは、ステーションの時間をもう少し早く取りに行けるようにということで、仕事の能率という面で、やはり3人乗車にしていくということで、ここのところは特にお願いをしたいと思います。  そして、市街地の地域商店街などの収集回数を3回にしていただきたいということで、週2回が最もよい方法としていらっしゃるわけですけれども、それではお聞きしますけれども、祝祭日ですね、ことしは祝祭日はありましたけれども、年末年始と5月の連休を除いて、63年度は9回の祝祭日があります。9日あるということですけれども。既に3日間はもう過ぎてしまっているわけですけども、あと残りの6日間ですね、この間は、その週は例えば週2回の回収ですから、祝祭日のために、その地区は1回になるわけです。そうしたことから考えてみれば、週1回という形で1週間ごみをためておかなければならないということの問題。そして、商店街など、あるいは住宅の密集地域などでは、そのために山のようにごみが並ぶんですよね。積まれるんです。そうした現状をよく現場を見てもらいたい。市内を、車ででもいいですから、回って見ていただきたいと思います。  本当にね、狭い地域、収集場所の狭いところでは、もう山のようになってごみが重なってるんです。あるいは、山のようにならないところは、ずうっと長く置かれてるんですね、列を組んで。そうしたことから、自転車を運転する人たちだとか、あるいは歩行者の人たちに、あるいは車の運転手たちに迷惑をかけているという状態があるわけですから、やはりここは私は、祝祭日があったときには、そのあしたにでも必ず収集ができるという体制を組んでいただきたい。本来ならば、全地域とも週3回ぐらいの収集回数にふやしてもらいたいところなんですね。そこのところでどうかということをお伺いいたします。  不燃物の回収ですけれども、やはりここのところは皆さん当番に当たられた方もいらっしゃやると思いますので、わかると思いますけども、環自協さんや、あるいは当番に当たられた方たち、朝を抜きにして出ているわけですよね。それで、環自協さんは特に、その時間帯の前と後にも出て処理をしてるんです。そうしたことから、やはり大変負担がなされてる。大変な苦労があると思うんですけれども、そこのところで、やはり、少しでもやっぱり軽くしてく。  先ほど市長の答弁では、回数をふやせば、それだけまた負担が重たくなるんじゃないかって言われましたけども、本来なら、そういう周期で、短い期間で回収をしていれば、それなりに数も少なくなりますし、また、そういう周知徹底がなされているならば、そこはもう無人でもね、分別のかごさえ置いとけば、出す人たちは気をつけて出すという、マナーが悪い人も中にはいますから、その点で、今、環自協さんや皆さんが当番で出てるわけですけれども、やはりそういう面、1カ月に一度ということの中で起こっている現状じゃないかと思うんです。だから、これがむしろ週1回にしていけばね、もっとマナーが守られてくるだろうし、数も少なくなってくるわけですから、その後の整備についても時間はそんなにかからないと思うんです。そうしたことで、最低でも月2回に不燃物の回収は変えていただきたいというふうに思います。  先ほども言いましたけども、やはり粗大ごみなどがふえたとき、あるいは休みが重なったときだとかね、夏休みだとか、そんなときにはかなりたくさんのものが出るわけです。コンテナがね、6台も7台も山積みにされていくんですけれども、ほんとに見てて危ないんですね。落ちることはないだろうけども、それを作業する人たちは、ほんとに苦労して上に上げてると思うんです。そうしたところから、業務員さんの腰痛が出るとか、そういう問題にも発生していくんではないかと思っておりますので、そこのところをもう一度お聞きしたいと思います。  集積かごの問題は、やられているということで、今後検討してくださるということですので、ぜひとも全額負担をされるようにお願いいたします。今、集積かごは3万円以下はないわけで、大体最低でも3万円はあるわけで、自己負担9,000円の地元負担というのはやはり大きいわけです。もっとこう集積かごを入れたい、あるいは、もっと整備したところにごみを出したいと思っていても、負担が多過ぎてできないというのが現状ではないかと私は思っているわけです。環自協さんの財政の面では、草刈りの費用に使うだとか、あるいは、消毒の薬だとか、散布器具の負担などもあるわけですからね、そうしたところでもう少し負担を軽くしてあげてほしいと思います。  それから民間委託の問題で、塚本工業さんがやられてるんですけども、3人乗車の契約をしていて、その契約金は出しているということですけども、現実に今2人乗車でやられています。これは3台が2人乗車かということは、私もそこまではわかりませんけれども、実際に2人乗車で作業していますので、その点、なぜなのかということでね、再度お聞きいたします。責任放棄ではありませんけれども、その委託業者の労働者の安全や健康面を考えれば、やはり、3人乗車を徹底するように指導されていかなければいけないと思います。そして、そうしたことから、そうした把握ができないというのはね、やはり問題じゃないかと思いますので、そこのところをもう一度お聞きいたします。なぜ、そういう形であるとも2人でやられているのかということで、その把握がなされていないのはなぜなのかということをお聞きいたします。  環境衛生係の事務所ですけれども、十分検討しているということですから、あれですけれども、今年中に移転できる用意があるのかどうかということをお聞きいたします。7月には、もう引っ越し体制のもとにあったということで、その後のことは作業者にも知らされていないということで、大変不安な面もあると聞いておりますので、そのところをもう一度お聞きいたします。  非核平和都市宣言がされました。そのための懸垂幕を掲げてくださるということですので、よろしくお願いをしたいと思います。また、お金のかからない市民へのPR、意識を高めるということでは、同じ日に同報無線などを通じてね、鐘などを鳴らすということでお願いをしたいと思います。市職員の黙祷だけではなく、やはり、全市民にも呼びかけていかれるようにということで、お願いいたします。  今後の取り組みとして、モニュメントは聞いておくにとどめるというような言い方でございますけれども、藤枝市として、この平和行政をどんなふうに思っているのか、市長、そのところをもう一度お聞きいたします。例えば、ちゃんと基本方針の中に、平和行政という中で構想を掲げていただきたいというふうに思います。  モニュメントは今後の課題ということになりますけれども、立て看板だとか、あるいは宣言文を載せたパネルだとかね、記念碑だとか、そうしたものは、公共施設にやるということは、8月までは無理にしても、今後の取り組みとしてはできると思いますので、その点について再度お聞きいたします。  これは私もいろいろと調べたんですけれども、同じ62年の12月議会で、非核平和都市宣言を採択されたところ、岡部と清水がありますけれども、清水の場合は標示板を23万8,000円の予算をかけてつくっております。必要に応じて今後も計画していくということでした。岡部については、やはり、藤枝と同じように、たれ幕をかけるということと、ビデオを小、中学校に最低1つずつは置くということで、聞きました。そういうことで、この非核平和都市宣言の今後の取り組みについて、もう一度基本方針的なことでお聞きしたいと思います。どういうふうに行事を設定していくのかということです。  それから、小学校、中学校にビデオやね、16ミリだとかありますけれども。じゃ公民館とか、そうしたところには置いていただけるのかどうかということをお聞きいたします。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。市長。           (登        壇) ◎市長(飯塚正二君) 山田議員の再質問に、私から主な点だけ御答弁させていただきます。その他の関係については担当の部長がそれぞれ詳細に答弁いたしますのでよろしくお願いします。  実は、環境衛生の事務所の関係でございますが、御承知のように、事務所の設計につきましては、昭和62年度でその案をまとめておりますが、財政的な面で国の補助もなく、起債に頼らなければなりませんので、その見通しなどを考慮しながらずつ、皆さんの御理解を得る中で取り組んでいきたいと。こういうように実は存じます。  それから、民間の収集車が、3人が2人でいたということでございますようですが、私は、3人として認めておりますので、もし、2人だったならば、3人にするよう早速指導をしていきます。  それから、非核平和都市宣言について、藤枝市の取り組み等々の問題でございますが、清水市、岡部町の配慮等々もお聞きしましたが、この点については、私先ほど申し上げましたようなことで、今後さらにさらにひとつこの運動の輪を広げるよう、最大努力をしていきたいということでございますので、その点でよろしく御理解を願いたいと思います。  その他については、それぞれ担当の部長から答弁いたします。 ○議長(青島謙一君) 市民部長。           (登        壇) ◎市民部長(青島友吉君) ごみの問題で大変たくさん再質問をいただいたわけですが、先ほどの市長から御答弁申し上げましたように、この業務員の増という問題につきましては、現在の段階におきましては、経済的効率という面を重視して、2市2町で協議をする中でやっておりますが、大型パッカー車、これは3人乗っているわけでございます。それから、小型につきましては2名でやるということで、他市、島田市の例をとってお話がございましたが、確かに島田市については、平常のときには人員が余分で困っているだというような状況もあるようでございます。そういうことから、藤枝市と2市2町の焼津市、それから岡部、大井川、ここについては一応小型については2名で行こうということで、現在運転手も作業をやっていただいてると。こういう状況でございます。  夏場の対応ということで御質問でございますが、これにつきましては、先ほども申し上げましたように、各家庭におきまして、ひとつ週2回という中で十分対応していただくように、環自協を通じてお願いしているところでございます。  なお、非常にごみがふえてることは事実でございますので、環自協の方へお願いをいたしまして、本年度におきましてはドラム缶を、現在300個以上も出ておりますが、各家庭でひとつ焼却をしていただくとか、いろいろな面で御協力をいただいております。  それから、夏場といいますか、夏に休暇を取るわけでございますが、そのときの補充というような関係につきましては、なるべく水曜日に休暇を取るという計画で現在やっております。なお、夏場につきましては、夏休みもございますので、いろいろ環自協の皆さんが収集体験ということで乗車もしていただくということもございますので、まあ2人で乗車しても3人になるというようなこともあるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、大型は3人、小型は2人ということで現在お願いをしているわけでございます。  それから、不燃物の回収、この問題につきましては、やはり、環自協の皆さんが、これをふやすということについては、なお御苦労がふえるわけでございまして、環自協の皆さんとの話し合いの中でも、現在の体制、月1回という中で十分やっていけるということで、苦情というか、そういうものも聞いてないわけでございますが、これらにつきましては環自協と今後話し合いをしながら、検討もさせていただくというように考えたいと思います。  それから、収集施設の関係でございますが、この問題につきましては、63年度におきまして、当初予算におきましてちょっと御説明をさせていただきましたが、施設の関係については特に100万円予算を計上させていただいて、順次整備をしているということもございますので、まあ大きな箇所、土地がなければ川の上、この前お話いたしましたのは岡出山の例を申し上げましたが、そういうことで整備をさせていただくという問題がございますので、これらの整備の100%市の方で持つということを現在やっております。  それから、かごの問題につきましても、70%でございますが、これにつきましては64年度になりますか、ひとつ検討をさせていただいて、地元の負担をなくする方向で考えたいと、このように思います。  それから、委託の関係でございますが、この関係につきましては、ちょうど山田議員さんが見られたとき、2人乗車というように思うわけでございますが、これにつきましては先ほど市長が申し上げましたが、1名が途中退職いたしまして、ちょうどそのときそういうことでございますので、その後におきまして、市の方としても3名乗車ということで指導をしております。  祝祭日の後の対応ということについては、これは検討させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(青島謙一君) 総務部長。           (登        壇) ◎総務部長朝比奈陸夫君) 非核平和都市問題の関係でございますが、まあ市民へのPR、これをどういうような形でやっていくことがいいか。今後、これらの対応について、いろいろ検討してまいりたいと思います。ただ同報無線でやっていいのか。また、広報等もございますので、こういうこと。それから一般のPRもかなり行われておりますので、これらは今後研究をさせていただきたいと思います。  それから、市としての平和行政をどういうふうに持ってくかということでございますが、これも昨年皆さんに御決議を、宣言をしていただきまして、これからどういうふうにするか考えなければならないと。で、私ども当面できることは、すぐにでもそれに取り組んでいきたいというふうには考えておりますが、いろいろ御指摘いただきました看板だとかパネルの問題だとか、それから公民館へのいろんな資料の設置とか、こういったもの等、現在あるもの、それから今後の対応については、研究をさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(青島謙一君) 山田敏江君、よろしゅうございますか。山田敏江君。あと2分です。 ◆25番(山田敏江君) もう少し聞いていきたいと思いますけれども、いろいろたくさんの問題を出しまして、検討される、あるいは研究していきますということで、これは前向き的に考えるならば、いい返事だと私は思っておりますので、今後に期待したいと思います。  それから、業務員の増員の問題で、もう少しお話させていただきたいと思いますけれども、小型は2人ということ、それと大型は3人ということでありますけれども、やはり、休んだときに、じゃどうするのかという問題ですね。3人乗車のところ、2人の乗車のするところで休んだ場合は3人乗車してる人がそちらに行くわけですね。ということは、3人乗車にしていると言いながらも、2人乗車を認めてるということで、ここのところをどう思ってるのかということをもう1点聞きたいと思います。作業者は安心して仕事ができないわけです。  それから、自己処理ということで、ドラム缶を200個ぐらいつくっているということですけれども、これは500円を出さないと買えないわけです。ですから、もしもそういうことで本当に良心的にやるんだとしたら、ドラム缶は無料で欲しい方たちに配るということで、ぜひともやっていただきたいと思います。その点を伺います。  私はやっぱり自治体労働者の労働条件が悪ければ、住民サービスももっと低下するということは、もうこれははっきりしているわけです。人が少ないということであれば、回数もふやすことはできないし、あるいはいろいろなその他の問題を解消することもできないわけです。本来なら、ここの現場業務員の人たちが、ちゃんと現場の人が話し合って決めるということが筋ではないかと思いますので、その点においては、現場の業務員さんとゆっくり時間をかけて検討していただいて、ぜひとも前進的な施策をお願いしたいと思います。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。市民部長
              (登        壇) ◎市民部長(青島友吉君) 再々質問にお答えをいたしますが、業務員の増員の問題でございます。休んだときどうするかというお話でございますが、やはり、現在の人員の中でひとつやりくりをしてやっていくというのが、それしか今のとこ考えておりません。なお、業務員とじっくり話をせよということでございます。これは話をしてまいりたいと。このように思います。  それから、ドラム缶の関係につきましては、この問題については先ほど申し上げましたように、やはり、減量ということを考えていきますとですね、PTAの関係にもお願いをする、こういうこともやっていかなければならないし、ドラム缶の問題については無料で配布するというような、ひとつ検討をさせていただきたいと。このように思っております。  増員については現在のところ考えておりませんので、以上でお答えにさせていただきます。 ○議長(青島謙一君) この際、暫時休憩いたします。                         午前11時55分休憩                         午後1時03分再開 ○議長(青島謙一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(青島謙一君) 一般質問を続けます。5番 小沢佐敏君。           (登        壇) ◆5番(小沢佐敏君) 通告に従い、2点について伺います。  まず第1点は、志太総合病院の今後についてであります。  質問の第1は、昨年の12月定例市議会の最終日の18日に、市立病院対策特別委員会の設置が決まって以来の審議の中で、県の地域医療計画の中へ盛り込んでもらうため、タイムリミットの関係で、駿河台4丁目6万4,000平方メートル(ただし平地4万1,500平方メートル)に内定を見ましたことは、既に皆さんも御承知のとおりであります。内定発表以来、市民各層からの反応は、あのような高台では困る。病人が自転車や歩いて通院することに利便性を欠いていると。ぜひ平地で使いやすい場所にしてほしいという意見が多数ですし、市長も先の選挙戦を通じまして、この問題に触れてきたと思われます。そこで、市民の利用しやすい平たん地に新病院用地を決定してほしいという要望に、市長はどう対応するか、まず伺います。  第2には、昭和62年度実績によれば、医業収益54億9,200万円、入院患者数14万9,099人、外来患者数26万1,187人と、昭和61年度に比較して医業収益で113.6%の約6億6,000万円の増。入院患者数で106.9%の約1万人増。外来患者数で同じく106.9%の1万6,800人の、それぞれ増加をしていることは喜ばしいことであります。  そうした利用者の増加や新病院移転に伴う事務量の増大から、病院運営のかなめであります事務部長については、専門的な要素が要求され、腰を落ちつけて長期的視野で病院運営に取り組めるよう、人事においてその立場を配慮することを検討する必要を感じますが、この点についていかがか伺います。  第3は、医薬分業が進む現況や、病院での会計を済ませてから薬を出すまでの長い待ち時間を考えるとき、市民利用者へのサービスと病院経営の改善を図る上でも、投薬については民間に委託する考えはありますか、伺うところであります。  第4に、現在の病院跡地の利用方法については、高齢化社会が進行する中で、県立老人専門施設等として、その活用を図り、JR藤枝駅に近い立地性を生かすべきと考えますが、いかがですか。また、跡地の利用方法は検討していますか、伺います。  大きな第2点目に入りますが、大きな第2点目といたしましては、第3次総合計画についてであります。  昭和66年より始まる第3次総合計画は、「藤枝21ロマン」と銘打って、市民に21世紀の将来に向けての夢と希望と活力を与えるものにすることが、何よりも大切だと思われます。そこで、端的に伺いますが、第1に、第3次総合計画策定についてのスケジュールは立っていますか。担当課等、その準備状況はいかがですか。伺います。志太平野の中心に存在する藤枝市の将来の位置づけをどうお考えですか。  第2に、夢ある第3次総合計画とするために、次のことを明文化すべきと考えますが、いかがか伺います。  その1といたしまして、静岡空港が島田・榛原地区に開設計画決定に伴う藤枝市からの乗り入れの主要道路としての藤枝市地先にかかわる大井川橋の架橋。  その2といたしまして、建設省は来年予定されている国土開発幹線自動車道建設審議会、通称国幹審に地元が費用を全額負担する開発インターの導入を諮問すると報道されました。その中で、通常の形式だと建設費が25億から30億もかかり、自治体が独自に手当てをすることは難しいため、安い費用でできる簡易インターを採用する方針を、このほど決めましたと報道されました。上りまたは下りの一方方向だけからしか出入りができないハーフダイヤモンド型のインターや、無人料金所の設置等で、従来の費用の半分の、大体15億程度で済むと報道されております。地域に密着したインター設置に弾みがつくと期待される現況での、東名藤枝インターの開設。  その3といたしまして、市内公共施設の分布状況や、これからの総合運動公園や新病院の移転先等を考えてみますと、JR藤枝駅南側に公共施設が特に少ない現況の中で、地域の整合性や市政懇談会等でよく出る、これら地域に住む住民の要望にこたえるべく、公園を初めとする公共施設の設置計画。  以上について、4選を果たした飯塚市長の積極的答弁を期待し、一般質問といたします。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。市長。           (登        壇) ◎市長(飯塚正二君) ただいま小沢議員の御質問にお答えいたします。  第1点の、志太病院の今後についての、第1点のお尋ねでございますが、病院建設問題につきましては、市議会の市立病院対策特別委員会において御協議をいただき、一応駿河台を候補地として県の認可をいただいてまいりました。しかし、御質問のように、平たん地へ建設できないかという要望、意見もありますので、市立病院対策特別委員会において十分に御協議をしていただき、早期に事業着手ができますよう努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたしたいと、こういうように存じます。  次に、第2点の、志太病院の今後におきます事務部長の人事等々についてのお尋ねでございますが、大変配慮が必要だとの御指摘でございますが、行政の各部門において専門分野、非専門分野に区別することは非常に難しい面がございます。皆さん方の御配慮につきましては大変ありがたいと存じますが、常に行政全般での視野に立つことが大前提であります。人事とは適材適所という言葉に尽きるものであると考えておりますので、御理解を願いたいと。こういうように存じます。  第3点につきまして、医薬分業につきましては専門の病院長から御答弁をさせていただきます。  第4点の、病院の跡地についてのお尋ねでございますが、現在は全く白紙の状態でございます。いずれ時期が参りましたら皆さんにも十分相談してまいりたいと考えておりますので、この点御理解を願いたいと。こういうふうに存じます。  次に、第3次総合計画についてのお尋ねでございますが、この計画のスケジュールについては、第2次総合計画が昭和66年3月で終了となりますので、昭和65年末を目標に策定していきたいと考えております。細部についてのスケジュールは今後さらに詰めてまいりますが、今のところ、昭和63年度においては策定方針に基づく体制づくりを行い、計画策定に必要な現状と課題を把握するための基礎調査、市民、職員の意識調査、都市構造、広域的諸条件の調査、分析などを行い、昭和64年度に基礎調査に基づきながら地区別まちづくり懇談会を初め、開発審議会、各種団体等の意見を聞く中で、基本構想、基本計画の素案を作成したいと考えております。なお昭和65年度に、これらの検討を重ねながらまとめていく予定でございます。  いずれにしましても、総合計画策定につきましては、議会の皆さんの御指導、御協力をいただかなければなりませんので、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  また、志太地域における藤枝市の位置づけですが、当市は静岡市の衛星都市として生産機能、居住機能を持ちながら発展してきました。今後はベッドタウン的機能の強い衛星都市から、産業構造の変化に対応した生産環境の基盤づくりを行い、行政、経済、教育、福祉等々、生活圏における都市機能、商工業機能を高めた都市を目指して、志太地域の中核的な役割としての都市づくりに努めてまいりたいと考えております。  次に、空港開発に伴う大井川架橋の新設、また東名インターの開設につきましては、ともに交通網のネットワーク化を図ることにより、地域産業、経済の振興によりよい効果があり、事業に向けて種々要望してきたところでございます。  御質問の点につきましては、いずれも市が掲げる主要政策の1つであり、明文化すべきと考えますが、これらは広域的な交通網整備にかかるものであり、県の空港開設に伴う道路網整備計画とあわせて広域行政の推進を図るべく、志太3市2町において総合的調整を図りながら対応していきたいと思いますので、この点よろしくお願いを申し上げたいと思います。  次に、駅南地域の公共施設の配置につきましては、今まで何人かのお尋ねに対しお答えしてきましたが、このことにつきましては、現在実施しております駅南地区の土地区画整理事業、今後予定しております高柳、高岡地区などの各区画整理事業の中で整備、改善を進めてまいりたいと思います。また、市街化調整区域については、土地利用構想と合わせながら、それぞれの地域の現状を踏まえ、全市的な観点から検討していく必要があると思います。どうかこの点につきまして御理解をいただきまして、私の答弁といたします。 ○議長(青島謙一君) 病院長。           (登        壇) ◎病院長(甲田安二郎君) 今、小沢議員から、医薬分業をどうするかということのお尋ねでございましたけども、現在多くの公立病院で医薬分業はほとんど行われておりません。これは何で行われないかといいますと、薬剤の納入価格とですね、診療報酬の点数にかなりまだ格差があるわけです。それで、それが病院の収入になるもんですから、院外薬局というものが公立病院に成立していないというのが現状だと思います。  しかし、これが将来どうなるかということになりますと、これまだはっきりしたことわかりませんけども、やはり薬価基準がどんどん下げられてます、最近。ですから、その格差はだんだんだんだん少なくなってくだろうと思うんです。そうすると、やはり院外薬局ということも将来問題にはなってくるんだろうと思うんですが、今のところでは、まだそういうものは採用している公立病院はなさそうです。  それから、患者さんが病院で診察を受けて薬をもらうわけですけども、院外薬局ですと、病院からまた薬局へ通わなきゃいけませんけども、まあそういう患者さんの利便ということからも問題になると思うんです。将来、病院をつくりましたらどうするかという問題、我々の検討課題の1つに入っております。これは今はっきりこうしようということは、はっきり申し上げられませんけども、十分検討して、また御報告、あるいは御相談をする機会があろうかと思います。どうぞそれでお答えといたします。 ○議長(青島謙一君) 小沢佐敏君、よろしゅうございますか。5番 小沢佐敏君。 ◆5番(小沢佐敏君) それでは再質問、あるいは要望等を少しさせていただきます。飯塚市長より、4期目にかけます前向きの御答弁をいただきありがとうございました。第1点の志太総合病院の今後でありますけれども、新病院の建設に当たりましては、総合病院は当面医療、保健、福祉を中心とした市民の健康管理の拠点であるということ。そして2番といたしまして、総合病院は市民の健康管理の総合システムであるという、こういう基本的要素を踏まえて、その建設に当たっては万全を期してほしいと思います。したがって、移転地の決定につきましては、県との関連や、それから今後の流動的な面もあると思われますが、あくまでも市民の利便性を十分に考慮するよう、この件については要望といたします。  質問2の病院事務部長の件でありますけれども、配慮はありがたいが、現行の中では適材適所で行うと。こういう御答弁でございますけれども、病院という特殊性と、それから長期的視野の中で、やはりこの問題については取り組まなければ、市民の信頼を得る円滑な運営はできないと思われますので、内部で検討するよう、この問題については今一度御答弁をいただきたいと思います。  質問3の薬局のあり方ですけれども、これは病院長の方からお答えをいただきましたけれども、新病院の建設に絡める中で、今後、この問題については内部で十分検討するということでございますので、そのようにぜひ要望したいと思います。  それから質問4の、現在の跡地利用の検討は全く白紙とのことでありますが、新病院の移転地が内定している現況や、現病院が青島、高洲、大洲という3町村の組合共立病院としての設立出発をしていること、それから特に、あんなところにありましたいわゆる避病院等、その当時の地元の皆さん方に多大の協力を仰いでいるという、こういう状況の中を十分に考慮をし、高齢化社会の到来に対応できる跡地利用を強調をさせていただきまして、この件は要望といたします。  第2点の第3次総合計画でありますが、21世紀にかける藤枝市の将来像の基本計画でございますし、そのスケジュールとしての63年の策定方針に基づく体制づくり、あるいは64年の基礎調査、これに基づきながらの、市民各層の団体の意向把握。それから65年9月ごろには策定をしたいと、こういうスケジュールにつきましては、了解をいたしました。  特に、藤枝市の位置づけについては、藤枝市のベッドタウン的機能の強い衛星都市から志太地域の中核的役割としての都市づくりに努めると。この点については結構だと思われますが、その具体策が21世紀に向ける市民の夢の実現にできるように、大きな期待をいたします。特に、藤枝地先にかかわる大井川架橋や東名の藤枝インター設置の件は明文化をすべきというようなことで、市長から御答弁をいただきました。その点を評価をいたしますけれども、特に今の現況の中で、建設省が簡易インター、いわゆる各地方自治体が取り組める費用の中での範囲の簡易インターの採用する方針を決めたと報道されておりますけれども、この件について、今の執行部、特に市長のお考えはどう判断するのか、この点につきましては、いま一度再質問といたします。  それから、JR藤枝駅南の地域に対する公共施設の件でありますけれども、この件につきましては、非常に各議員の方から質問が出てると思います。それだけ、この地域に対する要望が強いと。住民の要望が強いというふうに御理解を賜りたいと思います。特に、志太二市二町の高洲の清掃工場、あるいは大洲のし尿処理の藤枝環境管理センター等がこの地域における特に目立った大きな公共施設でありますし、こうした現状の中で、やはり私は、地域の整合性、あるいはこの地域に対する住民の期待から言いましても、明文化はできないまでも、何とかこの問題について市長が内部検討をして対応してほしいということで、この点についての見解をいま一度再質問いたします。以上です。 ○議長(青島謙一君) 当局から答弁を求めます。市長。           (登        壇) ◎市長(飯塚正二君) 小沢議員の再質問にお答えします。大分私も精いっぱいの答弁をいたしましたので、要望ということで大変御配慮していただいて、ほんとにありがとうございます。私も、もう選挙を終わった直後でございますから、忘れておりません。もう精いっぱい努力をいたします。  そこで、質問の中で、病院の事務部長の関係ですがね、これはもう私先ほど申し上げたとおりですね、適材適所でひとつやっていくよりほかないと思います。決して、もうみんな優秀な職員だけです。だれがやったって、事務部長、あるいは次長、課長はできるんです。ただ、要するに相当のやっぱり実績を仰がにゃいかぬ。それが私が先ほど、人事とは適材適所という言葉に尽きるものであると。適材適所。そのかわり、やっぱり健康でなきゃいけない。休んでばっかりいるような職員が幾ら仕事ができるったっても、できるとは私は言いません。私はそういうような人をやっぱり適材適所としてやっていくというのが私の考えでございますから、その辺をひとつ御理解を願いたいと思います。  それから、第3次総合計画の位置づけ等々については、これはもうほんとに私はこの4年間、21世紀に向かってですね、どうしてもこの第3次におきます計画の中に21世紀の位置づけをですね、そしてこの地域の藤枝市が、この志太地域の中核都市としてどうしてもやって位置づけをしなければならぬ。これについてはもろもろのことを、これからいろいろと皆さん方にも御指導を賜り、市民の皆さん方からもいろんな御意見を拝聴して、間違いのないものをつくっていきたいと、こういうように存じますので、どうかひとつ、大変小沢議員はユニークな、いろいろの発想をお持ちのようでございますので、どうかひとつ、これからその知恵をおかしくださるよう、私からもお願いを申し上げたいと。こんなふうに思います。  それから、簡易インターの考えのことについて返事がないからというお話でございますが、実はまだ簡易インターということについての問題はですね、小沢議員は大分わかっているようですが、私ちょっとまだ聞いておらないもんですから、この点については担当の部長が知ってるかもしれない。部長の方からひとつしますから。ひとつよろしくお願いします。これ大変恐縮ですが。まだ私聞いておらないです。そういう安いことでできるということがですね、現実できるかどうかという、ここらなかなか難しいと思いますよ。このごろは東名インターよりもですね、第二東名インターの方が、藤枝市という名前が出ちゃったもんだから、そっちの方へ目をくれているもんだから、ついつい、どうもこの簡易インターをちょっと失念しておりますので、どうかひとつ、この点後で申します。  それから最後の、駅南地域に対してですね、この公共施設、いろいろと各皆さん方からいろいろの要望がございます。これは要するに、市役所を持ってこいとか、あれを持ってこいって、そういうようなことでなくてですね、現実は、私は皆さん方の要望は、要するにある程度の集会的なものができ、そしてさらに、地域の公園的なものができたらどうかなあと。こういうことではなかろうかと思いますが、よくこの問題については、先ほども私答弁申し上げたように、とにかく南部地域はですね、余り南部、南部と言うと、また北部の衆が何とか言うから困りますが、とにかく南部地域の問題については今計画しております区画整理、これをもとにして、やっぱりある程度の土地を考えていかないとですね、これはやはりできるものではございません。ただ来い来いったってもですね、ただ要するに手ぶらで来いなんていったっても、それはとてもできません。これだけの土地を提供するから来いと言うなら、これまたいろいろと十分検討する余地があると。こういうように私は考えますので、どうかその辺をひとつお含み願いまして、ひとつよろしく、答弁になりませんが、とにかく精いっぱいの答弁といたしておきます。 ○議長(青島謙一君) 総務部長。           (登        壇) ◎総務部長朝比奈陸夫君) それでは私の方から申し上げますが、簡易インターというのは、先般新聞にも出されまして、従来のインターよりか面積がある程度小さくて済むと。こういうことで、インターには変わりないわけでございます。まだ内容的に、どういうふうな構造にしたらいいとかというのは、そこの地域の事情によっていろいろ方法はあるかと思いますが、まだ私の方ではその簡易インターの内容を、今度藤枝で今要望している東名インターに入れるかどうかというような、まだ検討はしてございません。ただ、今までの経緯の中では、NTTの資金を活用して、できるものならどうだろうかという検討は進めてはおりますが、そういう状況でございますので、ひとつ御理解いただきたいと思います。 ○議長(青島謙一君) 小沢佐敏君、よろしゅうございますか。5番 小沢佐敏君。 ◆5番(小沢佐敏君) 今、市長の方から、あるいは総務部長の方からお答えをいただきましたけれども、病院の事務部長についての件ですけれども、これは市長の方から、どなたがやっても立派な優秀な職員ばかりだというお言葉をいただきまして、本当に市民の一人といたしましても大いに力強く感じますし、この点につきましては今後に期待をいたしたいと思います。  それから、簡易インターの件ですけれども、これは6月3日の静岡新聞の方に報道されておりますし、総務部長の方はごらんをいただいたようですけれども、ぜひまたこういうふうな事柄が動きとしてあるようですので、ぜひまたひとつ、それが藤枝インターの方へ結びつけられるよう、ひとつ検討を賜りたいと思います。要望にとどめます。  それから、今市長ばかに南部というお話をされましたけれども、私は質問の中では藤枝駅の南というふうなことで、特に北部、南部というような言い方はいたしてございません。そういう点をひとつ御理解を賜りたいと思いますし、精いっぱいの市長のお答えをいただきましたので、これ以上余り申し上げてもいけませんので、ぜひひとつこの点につきましても今後考慮をしていただくというふうに私は理解をいたしまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(青島謙一君) 以上で本日の日程は終了いたしました。  再開日時をお知らせいたします。明29日午前9時開議であります。 ○議長(青島謙一君) 本日はこれにて散会いたします。                         午後1時34分散会...